夢見町の史
Let’s どんまい!
2012
November 30
November 30
俺さ、小人飼ってんだよ。
孵化させてからというもの、それからずっと育ててんの。
見たい?
後で見せてあげるよ。
でさ、普通に飼うだけじゃつまらない。
だから俺、こいつのために色々セットを組んでさ、世界観も細かく設定してやったんだ。
つまりね、生まれたてのこいつには一切本当のことを教えず、俺がでっち上げた嘘の世界で生きてもらうっていう、なんていうのかなあ。
俺の気まぐれなイタズラってやつだ。
本当はこいつ1匹しかいないのに、他の小人がいるようにも見せかけてさ。
色んなコミュニケーションを取らせて喜ばせたり悩ませたり。
嘘の世界の嘘歴史も教え込んだし、俺からしたら有り得ない突拍子のない非常識も常識として信じ込ませた。
こいつ、疑ったことあるのかなあ。
今までの人生で知った全てが嘘だったなんて空想、したことあるのかなあ。
なんて思ってね、またまた疼く俺のイタズラ心。
この小人に本当の世界のことを少しだけ教えてやることにしたんだ。
犬とか猫とか、魚とかトカゲとかカエルとかさ、本来なら存在しない生き物が当たり前のようにいるように思ってる小人に。
豊臣なんとかとか、ナポ、ナポ、なんだっけ?
そんな偉人が大昔にいたなんて本気で思っている小人に。
地球、だったな、世界の名前は。
地球が丸いなんて思ってる小人にね、少しだけ真実を教えてみて、その反応を眺めてみたくなった。
だからこの文を読ませてみたよ。
その小人は今、めさとかいう架空の存在が書いた「騙され小人」ってタイトルの文章を読んでいる。
冒頭辺りで小人を見せてあげるって言ったでしょ?
というわけでご覧いただこうか。
鏡を見ろ。
孵化させてからというもの、それからずっと育ててんの。
見たい?
後で見せてあげるよ。
でさ、普通に飼うだけじゃつまらない。
だから俺、こいつのために色々セットを組んでさ、世界観も細かく設定してやったんだ。
つまりね、生まれたてのこいつには一切本当のことを教えず、俺がでっち上げた嘘の世界で生きてもらうっていう、なんていうのかなあ。
俺の気まぐれなイタズラってやつだ。
本当はこいつ1匹しかいないのに、他の小人がいるようにも見せかけてさ。
色んなコミュニケーションを取らせて喜ばせたり悩ませたり。
嘘の世界の嘘歴史も教え込んだし、俺からしたら有り得ない突拍子のない非常識も常識として信じ込ませた。
こいつ、疑ったことあるのかなあ。
今までの人生で知った全てが嘘だったなんて空想、したことあるのかなあ。
なんて思ってね、またまた疼く俺のイタズラ心。
この小人に本当の世界のことを少しだけ教えてやることにしたんだ。
犬とか猫とか、魚とかトカゲとかカエルとかさ、本来なら存在しない生き物が当たり前のようにいるように思ってる小人に。
豊臣なんとかとか、ナポ、ナポ、なんだっけ?
そんな偉人が大昔にいたなんて本気で思っている小人に。
地球、だったな、世界の名前は。
地球が丸いなんて思ってる小人にね、少しだけ真実を教えてみて、その反応を眺めてみたくなった。
だからこの文を読ませてみたよ。
その小人は今、めさとかいう架空の存在が書いた「騙され小人」ってタイトルの文章を読んでいる。
冒頭辺りで小人を見せてあげるって言ったでしょ?
というわけでご覧いただこうか。
鏡を見ろ。
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