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夢見町の史

Let’s どんまい!

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2025
January 23
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2008
November 14
「どうやったら、宝くじを買わずに1等を当てられるだろうか?」
「当てた人から当選券を貰えばいいんじゃないか?」
「だったら最初からお金持ちから現金を貰えばいいだけの話じゃねえか。真面目に考えろよ、バカが」
「お前が思いの他マジに考えていたことと、こっちが怒られた意外性にショックの色が隠せないよ」

 皆さん、おはようございます。

 悲しいことに、親愛なるバー、イージーバレルが年内に閉店してしまうことになりました。
 やっぱり不景気。

 何か斬新な商売はないものでしょうかね。

 こないだ、ふと漏らした独り言が、

「誰か俺に大金くれないかなあ。もしくは家」

 真っ直ぐな他力本願です。

「めさ君、家いる? 今ちょっと余っててさ、貰い手を探してるんだよね」
「え? 俺でよかったら貰ってもいいっすよ」
「ホント? 助かるわ。じゃあ、あげる」
「いやあ、なんか嬉しいです」

 そんな感じで俺に家をくれるというのなら、こちらは全然構いません。
 一軒家でなくとも、マンションやビル、ピラミッドでも構いません。
 土地ごとお引き受けしましょう。

 理想はでもやっぱ、家だなあ。
 庭はなくてもいいから、3階建て。

 そしたら俺、仲良い人に、めちゃめちゃ安い家賃で部屋を貸しますね。
 居間に当たる部屋は談話室として活用し、みんなで飲んだりするのです。

 なんだそのパラダイス空間は。
 楽しそう。
 何故か女子ばっか入居したらどうしましょう。
 困るなあ。
 実にけしかりませんなあ。

※嬉しそう。

 談話室にはバーカウンターなんかも設け、様々なお酒を置いておく。
 貸し出す部屋は完全防音。
 お風呂は時間割。

 すげー住みたいんですけど。

 ですので、お家を持っていらっしゃる方、自宅をくれるというのなら、俺は全然構いません。
 密室ミステリーとかが発生したら、謎解きをやってみたいとも考えています。

「犯人は、この中にいます」
「ちょっと待ってよ、めささん。あたしたち全員、アリバイがあるじゃない」
「我々は皆、勘違いをしていたんだよ」
「どういうこと?」
「犯行時刻は、あの嵐の晩だと思っていた。でも違うんだ」

 すげー言いたい!

 犯人の人は、ちゃんと俺に拍手をしてくれるのでしょうか?

「あっはっは! 実に面白い想像です、めささん! あなた作家に向いてますよ!」

 待てよ?
 だったら一軒家じゃなくて、屋敷のほうが向いてるんじゃないか?

 洋館などお持ちの方、俺に屋敷をくれるというのなら、こちらは全然構いません。

 めさでした。

 なかなか現実に戻れないなあ、俺。
 夢見ついでに、また時間作って、イージーに行こうっと。

拍手[1回]

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2008
November 03
 何かの拍子に、酔拳の話題に花が咲く。
 俺はちょっとした知識を披露することにした。

 職場のスナックは適度に盛り上がっていて、誰もが楽しそうに酒を飲んでいる。
 スマイルのカウンターの中で、俺は口を開いた。

「酔拳って、実際は酔っ払っていないんだよ」
「え!?」

 ボスのK美ちゃんが、驚きの表情を浮かべた。

「そうなの!?」

 俺は深くうなずく。

「酔拳って、酔えば酔うほど強くなるってフレーズで有名じゃん? でもそれ、嘘なんだよ」
「マジで!?」
「マジ。あれはあくまで、酔ったフリをして敵を油断させるための動きだもの。だから酔拳の使い手って、本当はシラフで戦うんだ」

 K美ちゃんは、ショックの色を隠しきれないといった表情だ。
 構わず、俺は続ける。

「だから例えば、敵が『こいつは酔拳の達人だ』って知ってたら意味無いわけ。それだと油断させられないからね。酔拳だってバレたら、普通に戦ったほうがいい」

 信じられない。
 夢を壊された。
 そんな顔を、K美ちゃんはしていた。

 一方では、フロアレディのHちゃんが、お客さんと喋っている。
 内容は、犬笛についてだった。

「みんなで楽器持って、公園で練習したら楽しそう!」
「そういうのアリだな! 1人だけ犬笛を頑張らせようぜ!」
「それ最高!」
「犬がスゲー寄ってきそうだよな」

 ゴールデンレトリバーに引きずられるおじいちゃんでも想像しているのだろう。
 2人の表情は輝き、実に楽しそうだ。

「うちらの周り、犬だらけになったりして!」
「そうだなー!」
「残念だけど」

 俺は会話に割って入る。

「犬笛はあくまで、犬にしか聞こえない音を出すっていう笛なんだ。音が聞こえるってだけで、犬を寄せ付ける効果はないよ。犬笛を吹いて寄ってくるのは、それなりの訓練を積んだ犬だけなんだ」

 お客さんもHちゃんも、びっくりしたような顔をした。
 2人とも「人生の道を全て閉ざされた」と言わんばかりの、絶望に満ちたもの凄い形相だ。

 俺はトドメに、締めくくる。

「つまり、おじいちゃんがゴールデンレトリバーに引きずられてこっちに来るなんてことは、期待しないほうがいい」

 気づけば、K美ちゃんもHちゃんもお客さんも、解りやすく沈んでいた。
 誰か死んだの?
 思わずそう問いたくなるような、通夜みたいな雰囲気だ。

 なんか、悪いことをした。

拍手[2回]

2008
October 30

 さり気なくショックだった一言。

「めささん、じゃなかった。あたしの友達に性同一障害の人がいるんですけどね?」

 なんで最初に俺の名を?

 皆さん、おはようございます。

 ここ最近、やたら不景気なニュースが多いですよね。
 まあ俺クラスになると、そんな不況でも関係なく、実力で貧乏ですけどね。

 だから、というわけではないんですけども、今回は「残念な自分をカッコよく見せるセリフ」を考えてみたいと思うんですよ。
 こういった何の解決にもならないことに頑張れる人なのです、俺は。

 それでは、涙がこぼれないように上を向きながら、無駄に張り切っていきましょう。

「経緯を見せてやる。結果のほうは問わないでくれ」

 駄目な確率100%です。

「は? 勝負? 俺が? お前とか? ふはは! 勝てる気がしねえよ!」

 早く謝るべきです。

「足が折れようとも、腕がもげようとも、俺は絶対に諦める!」

 帰る気満々じゃないですか。

「慰めてくれると言うのなら、俺は全然構わない」

 高圧的に弱ってます。

「俺ァこう見えても、食物連鎖の1番下だぜ?」

 植物じゃないですか。

「これは失敗じゃない! ミスする方法を見つけたんだ!」

 失敗です。

「俺は自由と結婚する」

 要するに独身。

「ギャンブルで勝つ秘訣? 勝つまで負けることさ」

 大赤字じゃないですか。

「俺の体が弱いんじゃない。風邪菌が強いの」

 いいから寝ててください。

「この俺より弱い奴はいねえ!」

 じゃあなんでそんな強気なんですか。

 残念な自分をカッコよく見せる大作戦は、どうやら失敗に終わったようです。

 めさでした。

 ついカッとなって書いた。
 今は後悔している。

拍手[1回]

2008
October 20
 普段から、なんで脱いでいるのか理解できない。

 酒を買って、めさの部屋に遊びに行く。
 フスマを開けると奴は無言で焦っていて、少しでも早くズボンを履こうと一生懸命だった。

 さすがの俺も、無言のままフスマを閉める。
 一応、「ごめん」と謝るべきだろうか。
 でも、めさの奴、俺が飲みに来ることを知っていたのに、何故タイミングよく着替え中だったんだ?

「ち、違うのー!」

 やっと服を着ためさが、フスマを開ける。

「パソコンで作業してたの! チーフが思いの他、早く来るもんだから!」

 意味はよく解らないが、なんだか昔の少女漫画みたいな奴だ。

 こんな調子で、めさは基本的に、半裸でいることが多い。
 言い分はいつでも、「パソコンで作業をしていたから」と理由になっていないことを言う。

「なあ、めさ」

 あまりにも謎だったので、俺は飲みながら問う。

「お前、いつもパソコン使うときって、服着ないの?」

 すると、めさは「ヘッ」と鼻を鳴らせた。

「いつも服を着てるような人には俺の気持ちなんて解らねえよ」

 なんだそりゃ。

 彼の言葉をそのまま受け止めると、めさは現在人に絶対に理解されないことになる。

「だいたいさ? 1人のとき、衣服に何の意味がある? そりゃさすがに冬は着ますよ。寒いもの。これから年末にかけて、いよいよ何かお召しになるね、俺は」

 すこぶる酔っ払っているらしい。

 今夜も適当に相槌を打ちながら、俺はグラスを空ける。

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2008
October 19
 セクハラをされ続け、もう何ヶ月になるだろうか。

 職場は賑やかで、さすが週末のスナックといった風だ。

 スマイルのフロアレディであるAちゃんは、今日も般若のような形相で俺の尻を撫で回す。

「へっへっへ。めさ、いいケツしてんじゃねえか」
「ちょ、やめてください! 男女が逆です!」

 そもそもカウンターの下で俺の尻を撫でたところで、お客さん側からは何をしているのか見えないのだ。
 いちいち「今Aちゃんにお尻を触られています」なんて説明を、恥じらいながら皆にしなきゃならない。
 俺の立場になってほしいものである。

 そんなAちゃんが、いきなり怒り始めた。

「めさ!」

 え、何?

「今あたしの胸に触ったでしょ!」

 何!?
 そんなの触ってないよ!

「そんなの!?」

 いや、すまん。
 でも触ってないよ。

「触った! めさが今、あたしの胸に触った!」

 触ってないったら!
 ってゆうか普段あれだけ人の尻を触りまくっている女が一体何いってるの。

「触ったもん! あーん! めさが今、あたしの胸に触ったー!」

 たぶん、すれ違うときに、腕かどっかがAちゃんの胸に当たっただけでしょ。

「じゃあ触ったんだ!」

 違うったら!
 それに、触ったとしても大丈夫だってば!

「何が大丈夫なのよ!」

 君の胸の辺りには何も無いじゃないか!

 すると、般若の顔がみるみるうちに赤く変色してゆく。

 俺がどうなってしまったかは、タイトルの通りだ。

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プロフィール
HN:
めさ
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1976/01/11
職業:
悪魔
趣味:
アウトドア、料理、格闘技、文章作成、旅行。
自己紹介:
 画像は、自室の天井に設置されたコタツだ。
 友人よ。
 なんで人の留守中に忍び込んで、コタツの熱くなる部分だけを天井に設置して帰るの?

 俺様は悪魔だ。
 ニコニコ動画などに色んな動画を上げてるぜ。

 基本的に、日記のコメントやメールのお返事はできぬ。
 ざまを見よ!
 本当にごめんなさい。
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