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夢見町の史

Let’s どんまい!

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2025
January 24
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2007
March 09
 うちには、前の住人が置いていったエアコンがある。
 冬になると、なんとヒーターに早変わり。
 イカす。

 以上、今月の幸せ報告でした。

 今回は、本当に独り言をつぶやくことにする。
 癒しについて語ってみるか。

 癒しといえば、大自然と温泉であろう。

 登山&温泉ツアーの計画を、勝手に練ることにする。

 初日、どっかの山に登る。

 2日目、遭難していることに気づく。

 3日目、独学で獣のさばき方を学ぶ。

 4日目、暮しの目処が立つ。

 5日目、さすがにシャレにならないので、コンビニで必要な道具を買い揃える。

 6日目、温泉に入っていないことに気づく。

 7日目、下山して温泉に入り、山に戻る。

 …なんだコレ。

 こんなんで良かったら、皆さん是非ご参加下さい。

 取り合えず今回は、部屋でアロマオイルでも焚こう。

 めさでした。

 ふと自分のケータイを見ると、頂き物のストラップを全て付けているので、ギャルっぽい。

 白とピンクの「お化け探知機」と、可愛いマスコットのストラップ3個。
 キャバ嬢が持っていても、何の違和感もない仕様だ。

 30の独身男性としては、冷静になると、自分のケータイに引く。

 なかなか自虐的でいいな、本当の独り言は。
 癖になりそうだ。

拍手[3回]

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2007
March 09

「俺が金縛りに遭うのってよ~、決まって夜中の1時でさあ~」

 トメの顔色は、まるで風邪でもひいてしまったかのような具合だ。

「日本時間にしてみると、ちょうど2時なんだよ~。丑三つ時でさぁ~」

 この悪友に覇気はないが、時差ボケで体調を壊したわけではないらしい。
 そもそもフィリピンならば、時差ボケを起こすほどの距離じゃない。

 トメはフィリピン人と日本人のハーフで、彼の言う里帰りはすなわち、母親の住むフィリピンへの遠征をさす。

 あれは高校2年の夏で、トメは夏休みを利用して、そんな「里帰り」をしていた。
 帰国したトメの話に、俺は付き合わされている。

「毎晩毎晩、そのホテルで金縛りに遭ってよ~」

 聞けば彼は、生まれて初めて金縛りを体験したのだという。

「金縛りが解けた瞬間、怖くて叫んで、毎晩部屋を飛び出したよ~」

 大きいホテルだったのだろう。
 トメには兄弟がいたが、1人1室があてがわれたらしい。

「もう『あァーッ!』って叫んでよ~。廊下に転がり出て、弟の部屋をガンガン叩いて、みんなを起こしたよ~」

 迷惑な長男である。

「でも、体が動かなくなるだけなんだろ?」
「ばっかオメー、それがどんなに怖えことだと思ってンだよ~。恐ろしいことぜ?」
「まあ、俺もチキンだから気持ちは解る」

 経験がないので想像するしかないが、原因不明で体の自由が奪われる怪現象は、確かに恐怖だ。

「今でもコレがねえと、怖くて生活できねえよ~」

 トメがシャツの中から、十字架のペンダントを引っ張り出した。
 向こうの教会で渡された物なのだそうだ。
 ペンダントを仕舞い、彼は話を続ける。

「毎日同じ時間に、絶対に金縛りにかかるからよ~、俺、試すことにしたんだよ~」
「何を?」

 トメは、日本で見た心霊番組を思い出したのだと言う。
 ある霊能力者が、その番組で金縛りついて語っていたのだそうだ。

 金縛りには2種類ある。
 疲労が原因によるものと、霊なる存在が引き起こすものだ。
 見分け方は簡単で、目を開けてしまえば判別できるらしい。

「目を開けると、どうなるの?」
「何も見えなかったら疲れの金縛りで、何か変なものが見えたら霊だってよ~」

 そんなの嫌だ。
 何か変なものが見えるって、どういうことだ。
 見えちゃった時点で、俺だったら舌を噛んで死ぬ。

「俺も嫌だったけど、とうとう目を開けることにしたんだよ~」

 やらなきゃいいのに。

「そしたらさあ…」

 まぶたにまでは、金縛りの効果が及んでいなかったのだろう。
 おかげで、トメは見てしまった。
 鍵がかけてあるはずのドアが、勝手に開くのを。
 トメに向かって一直線に走り込んでくる、透き通った子供の姿を。
 子供は、地面から少し浮かんでいた。

「マジで!?」

 夏なのに鳥肌が立った。
 だから目なんか開けなきゃいいのに。

「それでどうしたの!?」
「もう俺よ~、怖くて怖くてさ~」

 トメはもう怖くて怖くて、とんでもないことを仕出かした。
 霊なる理由の金縛りを、なんと己の筋力だけで解き、強引に体の自由を取り戻すと、ベットから足を下ろし、駆け寄ってきた子供の霊に蹴りを放った。

 前代未聞この上ない。
 霊に対しての物理攻撃なんて、聞いたことがない。
 生身の人が、霊の人を蹴った。

「…何やってんの、お前」
「もう、怖くてよ~」
「お前のほうが怖い」

 蹴られた子供は、壁まで吹っ飛んだらしい。
 化けて出て、まさかそんな酷い仕打ちを受けるとは予想しなかったに違いない。


「ってゆうか、幽霊って蹴れるものだったんだ…。透き通るものだとばかり…。誰も実際には試さないだろうから、知らなかった…」
「なんでか分かンねえけど、取り合えず当たったぜ? ガキ、よろめいてたよ~」
「足に来てる、その子…」
「ンでさあ~」

 トメの嫌な霊体験談は続く。

「うわああああ!」

 加害者は叫び、再び家族を叩き起こす。
 俺はもう、トメと口を利きたくない。

 蹴りくれた事件のことを家族に話し、一緒に部屋まで来てもらうと、子供の姿は既になく、トメは弟の部屋に入れてもらったのだそうだ。

「どうやらそのホテル、前に一家心中があったらしくってよ~」
「子供は?」
「その家族の子供っぽいよ~」
「遊んでほしかったんじゃないのか? その子は」
「かも知れねえ」
「蹴るなあ!」
「おかげで、呪われちまったよ~」

 そりゃ呪われもするだろう。

 詳しく聞けば、トメにかかった呪いというのが、また一風変わっていた。
 フィリピンのそこはキリスト教の信仰があるらしく、ところどころに十字架が飾られている。

 トメにかけられた呪いは、そういった十字架を触れるだけで壊してしまうという、いかにも罰当たりな呪いだった。

 台座が取れ、キリスト様がもげる。
 壁にかけてあったギターを持ち上げただけで、数メートル先の十字架が落下する。
 大暴れだ。
 なんというか、野蛮で悪魔じみたトメに、よく似合う呪いだ。

「俺がもし現地にいたら、お前をどっかに閉じ込める」
「さすがに困ってさあ、教会でお祓いしてもらったよ~」

 教会という西洋風の施設で「お祓い」という表現が正しいのかどうかは解らないが、とにかくトメはそこで何かしらの儀式をしてもらい、霊現象を静めてもらったのだと言う。

「そこで、このペンダントを貰ったんだよ~」

 トメは再びペンダントを取り出す。
 よほど大事なのだろう。

「しばらく外せねえよ~」

 そうかトメ。
 その、今時ガチャガチャでも売ってなさそうな恐ろしいまでに安っぽい十字架なんだが、1つ腑に落ちない点がある。

「んあ?」

 お前が大事そうに身につけているそれ、何故に蛍光塗料が塗られているのだ。

「おう。暗闇で光るぜ?」

 それが何になる。
 そこそこ怖い話のはずなのに、お前のせいで台無しだ。

 普通の霊体験をしろトメ。

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2007
March 09
 めさの病気のレベルが上がった!
 熱が2あがった!
 咳が4あがった!
 意識が3さがった!
 めさは「太郎を太陽と読み間違える」の特技を覚えた!

 皆さん、おはようございます。

 なんか壊れた状態で更新するのも楽しそうだと思い、ただいまキーボードに向かっています。

 なんかね、頭がクラクラして、意味わかんないこと書きたくって、たまりません。

 巫女、卑弥呼、メガ卑弥呼。

 攻撃魔法みたい。

 あ。
 そうだ、バトンでも作ろう。

☆沈黙バトン。

・黙って下さい。

・では、このバトンを回す人を5人指名。

 お好きな方、どうぞ。

 …なんだコレ。

 気を取り直して、オードリー・ヘップバーンのモノマネやりますね。

「こんばんは。オードリーです」

 すっごい似てる。

 あ!
 いけない!
 さっきの攻撃魔法の効力を書いておかないと。
 大事なことなのに、すっかり忘れてた。

 巫女・敵単体に約10ポイントのダメージ。

 卑弥呼・敵グループに約70ポイントのダメージ。

 メカ卑弥呼・2980円。

 これでよし、と。

 では、そろそろ眠りますね。
 おやすみなさい。

 めさでした。

 回復した俺が今日の記事を読み返したら、とても恥ずかしいに違いない。

拍手[4回]

2007
March 09

 毎度行きつけになっているバーの玄関をくぐる。
 今回は珍しく1人じゃない。
 女の子と一緒だ。
 こいつが実の妹でなかったら、もっと良かったのに。

 妹は、「オメー、ブラコンですか!?」と突っ込みたくなるぐらい、俺や次男のことを好いている。
 何かと心配し、世話を焼きたがり、ちょっと感じのいい女性を見つけると、「うちのお兄ちゃんと結婚しませんか!?」などと余計な縁談を持ちかける。
 おかげで何度、告白してもいない人からフラれたことか。

 妹は笑顔で、美味そうに酒を飲む。

「でもさ、めさちゃんが1番凄いよね」

 え、何が?

「うち、昔は家庭の事情がアレで、すっごい大変だったじゃん。だからめさちゃん、あたしとスヴェンちゃん(次男)を守るために空手始めたんでしょ?」

 誰がそんなことを言った。

「え、違うの!?」

 全然違う。
 俺が空手をやったのは、悪友に「練習が楽だ」って騙されたからだ。

「うそー!」

 ホントだ。
 実際は練習キツくってさ、だから辞めたかったんだけど、先生や先輩に怒られそうで、怖かったから続けた。

「ええー! そんなの聞きたくなかったよう! こないだスヴェンちゃんとその話になって、2人で感動して泣いてたのに!」

 勝手に俺を美化するな。
 お前んトコの長男はな、楽ちんが大好きだ。

「くふふぅ! もう聞きたくないー!」

 お前今、泣いたらいいのか笑ったらいいのか分からなくなってるだろ。
 でもさ、いいじゃん。
 ことのついでに守ってんだから。

「ことのついで!? もー嫌! 騙されてたー!」

 俺は何も騙してない。
 むしろ、騙されたのは俺のほうだ。
 楽とは程遠い、地獄のような日々だった。
 そんな空手部に入ったのは、お前らを守るためじゃない。
 俺が騙されたからだ。

「ふふふぅ! 聞きたくなかったあ!」

 両手で耳を覆い、泣き笑いになっている妹が面白くって、つい酒が進む。

 それにしても不思議だ。
 誰にも話したことない動機だったのに、なんでバレてたんだろう。

 照れて誤魔化しちゃったけど、妹よ。
 この日記のタイトルを、もう1度見よ。

拍手[10回]

2007
March 09
 何度も何度も日時を確認し、同僚に頼み込んで休みを代わってもらった。
 遠路はるばる、名古屋の友人が横浜までやってくる。

 明日が楽しみだ。

 着信音がして、ケータイを見ると友人からだった。
 明日、落ち合う場所の相談などであろう。

 もしもし?

「あ、めささんですか? 明後日の件なんですけど」

 明後日?
 おいおい、何言ってんの。
 俺らが会うのは明日だべ?
 明日がっつり飲むのだから、俺はその翌日を休日にしたのですよ。
 ばかが。

「ばかはめささんです! 僕が横浜行くの、明後日ですよ!」

 俺の休みだって明後日ですよ!

「飲めないじゃないですか!」

 そりゃそうだよ。
 だって俺、次の日は仕事だもん。

「マジすか!? 何回もめささん、確認してましたよね!? 6日の夜に飲むって僕、何度も言いましたよね!? それでめささん、7日に休むって話だったじゃないですか!?」

 今日の君はよく喋りますね。
 だいたい俺、6とか7とかじゃ、わかんないよ!
 なんで数字で表現するんですか!?

「めささん、もう大人ですよね!?」

 おかげ様で30です。

「ってゆうか冗談でしょ!? ホントに休み、間違えちゃったんですか!?」

 バッチリ間違えておいたよ。

「じゃあ僕、どうすればいいんですか!」

 1日早く来て。

「無理ですよう!」

 そうか。
 いや実に残念だ。

「もー! めささーん!」

 ばっきゃろう!
 こっちだって楽しみにしてたんだ!
 同僚に無理言って、それでようやく休み代わってもらったんだぜ!?
 なのに、24時間間違えてました!
 くすくす。

「何が可笑しいんですか!」

 いやあ、運命のイタズラ。

「おっちょこちょいなだけじゃないですか!」

 全くです。
 君も大変ですね。

 わざわざ名古屋から遠征してくる友人を気の毒に思う。
 でも、こればっかりは仕方ない。

 仕方ないので、結局俺は翌日に仕事なのに、お酒を飲むことにしました。

 ホント世話の焼ける人です。
 俺が。

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プロフィール
HN:
めさ
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1976/01/11
職業:
悪魔
趣味:
アウトドア、料理、格闘技、文章作成、旅行。
自己紹介:
 画像は、自室の天井に設置されたコタツだ。
 友人よ。
 なんで人の留守中に忍び込んで、コタツの熱くなる部分だけを天井に設置して帰るの?

 俺様は悪魔だ。
 ニコニコ動画などに色んな動画を上げてるぜ。

 基本的に、日記のコメントやメールのお返事はできぬ。
 ざまを見よ!
 本当にごめんなさい。
 それでもいいのならコチラをクリックするとメールが送れるぜい。

 当ブログはリンクフリーだ。
 必要なものがあったら遠慮なく気軽に、どこにでも貼ってやって人類を堕落させるといい。
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