夢見町の史
Let’s どんまい!
December 05
俺、男のクセにね?
ちょくちょく妊娠や出産する夢を見るんですよ。
自分がお父さんなのかお母さんなのか、なんか立ち位置に困る感じなんですけどね。
結構たくさん産み落としたなあ。
双子も産んだし、プール出産も体験したし。
いや、夢であって、実際の話じゃないですけども。
でね。
そうして産んだ子供って、やっぱり可愛いっていうか、愛しく感じるから不思議なんですよね。
リアルでは俺、子供を授かったことがないんで、そういう我が子への愛情って未経験なはずじゃないですか。
なのに夢の中では、もうめっちゃ愛してるんですよ。
あれが親の愛ってやつなんでしょうかね?
でもね?
実は1つだけ例外があるんです。
あんまし可愛くなかったなあ、あの子は。
その夢の中では、俺はやっぱり妊娠していて、お腹が大きいんですよ。
その俺の膨らんだ腹なんですけどね?
どういうわけか、スケルトンボディなんです。
透けてるの。
自分の体内がめちゃめちゃ見えるんですよ。
だから胎児の状況も一目瞭然で、ありゃレントゲンの立場がありませんでしたね。
しかも。
さらに凄いことに、俺はお腹の赤ちゃんと会話までできるんですよ。
俺がお風呂に入ってると、お腹から声が聞こえてきたりするんです。
「お湯がぬるい」
どこの世界に腹の中からダメ出しされる親がいるでしょうか。
俺は一応「ごめんごめん」なんて謝りながら、お湯の温度を上げたりするんですけどね。
子供は産まれてもいないのに、なんか生意気でした。
で、お風呂から上がると、普通に牛乳を飲むじゃないですか。
俺も腰に手を当てながら、やっぱり牛乳をごくごく飲んでたんです。
「ぷはぁ」
って俺が飲み干すと、お腹の中からも声がするんです。
「ぷはぁ」
何か飲んでる!?
咄嗟にお腹を見ると、赤ちゃんはマックシェイクにストロー差して飲んでました。
俺の体内にマクドナルドは無いはずです。
「お前! それどっから持ち込んだ!?」
そう叫んだところで、目が覚めましたよ。
話し終えると、Fさんは真面目な面持ちで俺の目を見た。
職場のスナックで久々に会う常連さん。
彼との再会を嬉しく思い、つい話が弾んでしまったのだ。
「めさ君」
Fさんがグラスを置いた。
「俺が昔お世話になったお医者さんで、宮島先生っていう人がいるんだ。その人は外科医なんだけど、本当に親切な人でね? 自分の管轄でない症状の患者さんには、優秀なお医者さんを紹介してくれるんだよ。あの人は本当にいい先生だ」
なんのお話?
「宮島先生は本当に素晴らしい先生だよ。めさ君、紹介するから、今度一度会ってくるといいよ」
なんで俺にお医者さんを紹介しようとしてんですか?
「大丈夫。そういう相談するときって、確かに怖いかも知れない。でも宮島先生は本当に優しい人だから」
気ィ遣ってオブラートに包んだ言い回ししなくていいです!
だいたい、俺はただ夢の話をしただけじゃないですか!
「うんうん。そうだね」
優しい眼差しで俺を見るな!
宮島先生は傷ついた心も手術してくれるのでしょうか。
ちなみに私も、妊娠する夢をよく見ますよ
夢の中では
『いやっ、もう無理、あの痛みは我慢でないから無理』ってなります
ちなみに
陣痛の痛みじゃなく
イボッ痔の痛みです
私、息子を産んだ時になったんですよ、看護婦(助産士)さんの間では『あの人のお尻すごいのよ』と噂され
先生には『お尻から産んだ見たいだね』と、言われるくらいすごいのが(泣)。
あっ
ちなみに陣痛より
イキミを我慢するほうが大変なんで、頑張ってくださいね←!!!?(笑)
あっ
遠慮なくリンクさせて貰いました、ありがとうございますウフ。