夢見町の史
Let’s どんまい!
2008
December 31
December 31
「例えば、テレビ番組のタイトルに人物の名前が含まれていたら、その人は凄い奴だろ?」
常連のお客様が、嬉しそうに言う。
「つまりな? めさは、それぐらい凄いってことだよ。だってゲームのタイトルに名前が入るんだぜ? スゲー!」
年末ということで、職場のスナックは大賑わいだ。
みんながいい酒を飲んでいるのを見ると、忙しくても幸せな気分になれる。
フロアレディが「そうっすよね!」と、楽しそうに相槌を打った。
「じゃあ、やりましょう! めさゲーム!」
俺は「嫌だー!」と絶叫をした。
説明しよう。
めさゲームとは。
通常、カラオケを利用したゲームの場合だと、歌をワンフレーズだけ唄い、次の人にマイクを渡す。
それを皆で順番に繰り返し、最後に唄った人が負けとなるわけだ。
負けた人は、酒を一気飲みしなくてはならない。
めさゲームの場合だと、歌をワンフレーズだけ唄い、次の人にマイクを渡す。
それを皆で順番に繰り返し、最後に唄った人が負けとなるわけだ。
負けた人が誰であろうと、俺が酒を一気飲みしなくてはならない。
大切なことなのでもう1度書こう。
負けた人が誰であろうと、一気するのは絶対に俺だ。
おかしいだろ、こんな世の中。
差し当たって、ルールがおかしい。
私を酔わせてどうするつもり?
俺は頼んでいないのに、誰かが選曲し、曲が流れ出す。
皆、次々と唄い、次の人へとマイクを回す。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
俺は先ほど、「みんながいい酒を飲んでいるのを見ると、忙しくても幸せな気分になれる」なんて書いたけど、あれ、やっぱ取り消す。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「いえーい!」
「はい、めささん! いえーい!」
俺に回ってきたのは、マイクではなく、酒だった。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「どちきしょう!」
曲に合わせて、グラスの中身を空にする。
「はい! ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「嘘!?」
お代わりは、既に用意されていた。
俺の知らないところでルールが変わっていたようだ。
変わったってゆうか、厳しさがレベルアップしてる。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
続けて飲み下す。
砂漠の旅人だってそこまでガブ飲みしないであろう。
めっちゃゴクゴク飲んだ。
「いえーい! ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「マジかよ!」
さらなるグラスが再び用意されていて、俺は歌とは関係ないところでシャウトする。
「どこにゴールがあるんだよォーッ!」
すると、誰も俺を見なかった。
心の叫びだったのに、みんな相変わらず「ウォウウォウ」言ってる。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「そうじゃなくて!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「会話になってねえよ!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「俺にだって心があるんだよォーッ!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「2008年最大の不幸が今ここに!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「俺はいつでも大殺界かよ! 解ったよ! 飲んだらいいんだろ、飲んだらよ! まさかお客さんにまでこんな乱暴な口を利くとは思わなかったよ!」
高らかにグラスを掲げ、俺は酒を口へと運んだ。
酔っちゃいました。
常連のお客様が、嬉しそうに言う。
「つまりな? めさは、それぐらい凄いってことだよ。だってゲームのタイトルに名前が入るんだぜ? スゲー!」
年末ということで、職場のスナックは大賑わいだ。
みんながいい酒を飲んでいるのを見ると、忙しくても幸せな気分になれる。
フロアレディが「そうっすよね!」と、楽しそうに相槌を打った。
「じゃあ、やりましょう! めさゲーム!」
俺は「嫌だー!」と絶叫をした。
説明しよう。
めさゲームとは。
通常、カラオケを利用したゲームの場合だと、歌をワンフレーズだけ唄い、次の人にマイクを渡す。
それを皆で順番に繰り返し、最後に唄った人が負けとなるわけだ。
負けた人は、酒を一気飲みしなくてはならない。
めさゲームの場合だと、歌をワンフレーズだけ唄い、次の人にマイクを渡す。
それを皆で順番に繰り返し、最後に唄った人が負けとなるわけだ。
負けた人が誰であろうと、俺が酒を一気飲みしなくてはならない。
大切なことなのでもう1度書こう。
負けた人が誰であろうと、一気するのは絶対に俺だ。
おかしいだろ、こんな世の中。
差し当たって、ルールがおかしい。
私を酔わせてどうするつもり?
俺は頼んでいないのに、誰かが選曲し、曲が流れ出す。
皆、次々と唄い、次の人へとマイクを回す。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
俺は先ほど、「みんながいい酒を飲んでいるのを見ると、忙しくても幸せな気分になれる」なんて書いたけど、あれ、やっぱ取り消す。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「いえーい!」
「はい、めささん! いえーい!」
俺に回ってきたのは、マイクではなく、酒だった。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「どちきしょう!」
曲に合わせて、グラスの中身を空にする。
「はい! ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「嘘!?」
お代わりは、既に用意されていた。
俺の知らないところでルールが変わっていたようだ。
変わったってゆうか、厳しさがレベルアップしてる。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
続けて飲み下す。
砂漠の旅人だってそこまでガブ飲みしないであろう。
めっちゃゴクゴク飲んだ。
「いえーい! ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「マジかよ!」
さらなるグラスが再び用意されていて、俺は歌とは関係ないところでシャウトする。
「どこにゴールがあるんだよォーッ!」
すると、誰も俺を見なかった。
心の叫びだったのに、みんな相変わらず「ウォウウォウ」言ってる。
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「そうじゃなくて!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「会話になってねえよ!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「俺にだって心があるんだよォーッ!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「2008年最大の不幸が今ここに!」
「ウォウォー♪ ウォウォー♪ ウォーウウォウウォウウォウウォー♪」
「俺はいつでも大殺界かよ! 解ったよ! 飲んだらいいんだろ、飲んだらよ! まさかお客さんにまでこんな乱暴な口を利くとは思わなかったよ!」
高らかにグラスを掲げ、俺は酒を口へと運んだ。
酔っちゃいました。
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年末のご挨拶&ハッピーバースデイ♪
皆さん。
2008年も、大変お世話になりました。
俺は今年が大殺界で、めっちゃ大変でしたよ。
皆さんはどんな2008年でしたでしょうか?
ではここで、今年最後のお祝いをお贈りさせていただきますね。
12/16 浅倉潤さん、誕生日おめでとうございます!
12/18 やべっちさん、誕生日おめでとうございます!
12/20 アズサさん、誕生日おめでとうございます!
12/20 ゆうまちゃん、おたんじょうび、おめでとう!
12/23 小雪さん、誕生日おめでとうございます!
12/26 テクニカルけんたさん、誕生日おめでとうございます!
12/30 凪さんの旦那様、、誕生日おめでとうございます!
お祝い、遅れてしまってすみません。
歳とほぼ同じく新しい1年が始まりますね。
たくさんの笑顔と幸せが、皆さんを包み込みますように。
お誕生日、本当におめでとうございます!
さて。
ここのところ日記の更新頻度が下がっていましたけども、来年は取り戻す気持ちで頑張ります!
皆さん、変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いしますね。
それではまた来年まで、ごきげんよう!
良いお年を!
2008年も、大変お世話になりました。
俺は今年が大殺界で、めっちゃ大変でしたよ。
皆さんはどんな2008年でしたでしょうか?
ではここで、今年最後のお祝いをお贈りさせていただきますね。
12/16 浅倉潤さん、誕生日おめでとうございます!
12/18 やべっちさん、誕生日おめでとうございます!
12/20 アズサさん、誕生日おめでとうございます!
12/20 ゆうまちゃん、おたんじょうび、おめでとう!
12/23 小雪さん、誕生日おめでとうございます!
12/26 テクニカルけんたさん、誕生日おめでとうございます!
12/30 凪さんの旦那様、、誕生日おめでとうございます!
お祝い、遅れてしまってすみません。
歳とほぼ同じく新しい1年が始まりますね。
たくさんの笑顔と幸せが、皆さんを包み込みますように。
お誕生日、本当におめでとうございます!
さて。
ここのところ日記の更新頻度が下がっていましたけども、来年は取り戻す気持ちで頑張ります!
皆さん、変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いしますね。
それではまた来年まで、ごきげんよう!
良いお年を!