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夢見町の史

Let’s どんまい!

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2024
May 14
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2009
November 03
 前回からの続きです。
 俺のターンからスタート!

めさ
> これ、2回に分けますね?
> 「高校生時代の思い出はなんですか?」

悪魔王子
> 高校生時代? (-.-)y-.。o○

めさ
> まずは恋愛バージョンでお願いします。俺は恋バナが大好きです。

悪魔王子
> 恋愛バージョン? (-.-)y-.。o○

めさ
> 最も印象深いやつで!

悪魔王子
> 俺、中3の時から付き合ってた子がいたんだけど・・・

めさ
> 不良な人って、何故か中学から彼女さん居る人多いですもんね。で!? で!?

悪魔王子
> 結局その子とは高校時代も3年間付き合ってたんだけどさー

めさ
> おおー!

悪魔王子
> まぁ、高校はお互い違う高校行ったんだけどさー

めさ
> ほうほう。ちょっと寂しいですね。

悪魔王子
> まず、その彼女の兄ちゃんてのがよー

めさ
> ええ。

悪魔王子
> 俺の中学からの先輩でもあったんだけどー
> 俺が高校生の時にはもう・・・

めさ
> もう?

悪魔王子
> ヤクザになっちゃっててよー(笑)

めさ
> 893!
> カッコ笑いじゃないですよ!

悪魔王子
> 「お前も高校辞めてヤクザになれ」とか言われちゃってさー

めさ
> なったじゃないですか。

悪魔王子
> もちろん断ったんだけどー

めさ
> あ、そのときじゃないんですね。

悪魔王子
> なったのは、もうちょい後だ。 (-.-)y-.。o○

めさ
> wwwwwwwww
> ってゆうか、全然恋バナじゃないwwwwwwww

悪魔王子
> んでー、当時、彼女が行ってた高校でー

めさ
> はいはい。

悪魔王子
> 彼女にちょっかい出したバカな奴がいてよー

めさ
> うわあ…。

悪魔王子
> 「そんな彼氏なんかぶっ飛ばしてやるよ!」みたいなこと言っちゃってるもんだからー

めさ
> (当対談にはグロテスクな表現や暴力シーンが含まれています)

悪魔王子
> 最初は、放っておくつもりだったんだけどー

めさ
> さっきとは違った意味でドキドキしてきました。

悪魔王子
> 電話かけて呼び出してー
> ボコボコにして兄ちゃん(ヤクザ)の事務所に連れてってやったよー(笑)

めさ
> どこが恋バナ!?

悪魔王子
> あん時は兄ちゃんに誉められたなー(笑)

めさ
> カッコ笑いじゃないですよ!
> なんで笑顔!?

悪魔王子
> なんか知らねーけど彼女も泣いてたわー(笑)

めさ
> 恋のコの字も出てこない恋バナ、ありがとうございました。

悪魔王子
> そんな甘酸っぱい高校時代の恋愛話。 (-.-)y-.。o○

めさ
> なんでこんな話に…。取り合えず、次に訊こうと思ってた「高校時代の思い出バイオレンス編」は封印しておきます。

悪魔王子
> バイオレンス編? あー、そっちもあるよ。(-.-)y-.。o○

めさ
> いいです! 俺からは永遠に訊ねることはありません!

悪魔王子
> まぁ、要するにアレだ・・・
> 恋愛も喧嘩も一生懸命やれってことだな。 (-.-)y-.。o○

めさ
> なんで締め言葉だけ上手いんですか!

悪魔王子
> じゃあ俺からの質問かな? (-.-)y-.。o○

めさ
> あ、そろそろ最後の質問になりますかね? あ、4つ目か。
> お願いします。

悪魔王子
> めささんは、なんで家の鍵を閉めないんですか? バカじゃねぇの? (-.-)y-.。o○

めさ
> 最後の1文wwwwwwww

悪魔王子
> まぁ最後のは俺が付け足したんだけど(笑) (-.-)y-.。o○

めさ
> 兄貴オリジナルwwwwwwwww

めさ
> では回答します。えっとですね、盗まれる物がないからです。
> あと、友達が遊びに来ることがあるから。
> ちなみに以前、シャワーから出た瞬間に女友達が玄関開けて、「きゃ」ってなったことがありました。漫画とかだと普通は逆なのに。

悪魔王子
> 友達が遊びに来ることがあるから。←これ答えになってねぇだろ(汗

めさ
> だって、友人のほとんどは来る前に電話とかよこさず、いきなり来るんですもん。

悪魔王子
> 以前、シャワーから出た瞬間に女友達が玄関開けて、『きゃ』ってなったことがありました。←見栄張るなっつうの。(-.-)y-.。o○

めさ
> こないだは悪友のジンが来ました。アポなしで。

悪魔王子
> 女友達×  女性配達員〇

めさ
> 配達!www
> 違いますって! ちなみに「きゃ」って言ったのは俺です!

悪魔王子
> 「きゃ」って言ったのは俺です! ←これが乙女チックの答えです。

めさ
> しまった…!
> でも俺、女友達と男友達の区別がつかないぐらい、友達には性別を重視しない感じですね。

悪魔王子
> いや違うだろ? (-.-)y-.。o○

めさ
> 違う?

悪魔王子
> 友達には性別を重視しないじゃなくて、されないだろ? (-.-)y-.。o○

めさ
> どうしても話をそっちに持っていきたい気持ちは痛いほど解りました。
> あ、でも俺、確かに性別を重視されてない…!

悪魔王子
> (-.-)y-.。o○

めさ
> なんでじゃろか。

悪魔王子
> てゆうか女役だな。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 凄く男らしさに溢れている俺がですか?

悪魔王子
> この女帝め!(笑) (-.-)y-.。o○

めさ
> 女帝wwwwwwwww
> なんで俺、リアルでもネットでもそういうイメージなんだろ。
> 俺、声とかめっちゃ低くて渋いっすよ?

悪魔王子
> 声、高ぇだろっつの。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 低いっすよ! ムスカの真似とか出来ますし!
>「ふはははは! 人がゴミのようだー!」
> めっちゃ似てる。

悪魔王子
> (-.-)y-.。o○

※またもや夢中になりすぎて、ログの保管に失敗。
 次回はどなたか記録係をお願いしたい!
 なんやかんや楽しくて、いよいよ俺の最後のターン。

めさ
> 実はですね? 俺んとこに寄せられたメールの大半が、兄貴に対する質問じゃなくて、> 俺への「要望」だったんですよ。

悪魔王子
> ほうほう・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> 例えば「いきなりめちゃくちゃ空気読めてないタイミングで『うっふーん♪甘えん坊さん♪♪』って言ってください(笑)」とか。

悪魔王子
> ・・・(汗

めさ
> これ言ったら俺のほうが甘えん坊さんですよ!

悪魔王子
> だよなー!(笑) (-.-)y-.。o○

めさ
> なのでですね、質問らしい質問はないんです。

悪魔王子
> ええっ!?
> じゃあこれで終わり?(汗

めさ
> で、ちょっと恐れ多いんですけれど、これ。

悪魔王子
> お。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 「『正直、俺は兄貴より強いんやねんけど、俺以外で兄貴に勝てるやつって見たことあるんすかやねん?』とめささん風関西弁で、悪魔王子様の怒りを買ってみてくださいませ」

悪魔王子
> ほう・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> これは兄貴だけでなく、関西の方々まで怒らせてしまいそうなんですけれど、
> 今からちょっと、兄貴を怒らせ、怒られてみたいと思います。

悪魔王子
> まぁ、残念ながら俺はそんなことじゃ怒らないんだけどー

めさ
> えっと、でも怖い…。
> じゃあ、今からビビりつつ…。

めさ
> 兄貴ー。最近あれ書いてるんですか?

悪魔王子
> あれ書いてる?? なに?

めさ
> やだなー。悪魔王子のラブラブときめきポエム「片想いは花びらのように」ですよ!

悪魔王子
> ~(^◇^)/ぎゃははははははははは!!!!!!!!!!

めさ
> ひい! 笑っていらっしゃる…!

めさ
> でも兄貴、せっかくのポエム、なかなか見せてくれないんだもんなー。

悪魔王子
> 誰が書くかそんなもん!!!!!
> そんなことよりよー

めさ
> え? はい。

悪魔王子
> めさ、知ってるかよー?

めさ
> 何をです?

悪魔王子
> 年間の行方不明者の数と死亡確認が取れてる人の数の差がどれくらいあるかー

めさ
> はい! ではですね! 俺への要望は以上ということで、兄貴に最後の質問をしていただきましょうか!

悪魔王子
> 終わらせるな! (-.-)y-.。o○

めさ
> いやあ、どんな質問されちゃうのかなー! 張り切っていきましょう! 頑張って答えるぞ! っと! ねえ?

悪魔王子
> おい。まだ話は・・・

めさ
> はい! では、お願いします!

悪魔王子
> ・・・。 (-.-)y-.。o○

めさ
> どんな質問が来るのか! 俺はちゃんと答えられるのか!?

悪魔王子
> じゃあ最後の質問なんだけど・・・

めさ
> うす!

悪魔王子
> その前に話したいことがあるんだけど・・・

めさ
> はい?

※ここから最後まで、またしてもログがありません。
 かいつまんで、記憶頼りに再現させていただきます。

悪魔王子「さっき俺が言おうとしてた、『死体さえ見つからなければ殺人事件にはならない』ってゆう話なんだけど…」

めさ「繰り返される質問と回答。繰り出されるキラーパス。果たして、めさは生き残ることができるのか…? 今、新たな運命の扉が開かれる! ザ(ダン!) 対(ダン!) 談(ダン!) …カミングスーン…。今なら劇場でストラップが貰えるよ♪」

悪魔王子「…」

めさ「それでは、最後の質問をどうぞ!」

悪魔王子「まあいいか。じゃあ最後な?」

めさ「うす! お願いします!」

悪魔王子「めさが、自分のことを男らしいと思ったエピソードは?」

めさ「ないですね!」

悪魔王子「だよなー」

めさ「ホントはあるけど、いい話だから自分から語りたくないっす」

悪魔王子「じゃあ、そろそろ終了かな?」

めさ「ですね。ご覧くださってる皆様と、このまま語り合いましょうか?」

悪魔王子「だな」

めさ「では皆さん、ご閲覧お疲れ様でした! 今から打ち上げですので、ご自由にお話しください!」



 とまあ、それから1時間ぐらいかな?
 皆さんと兄貴と一緒に楽しくお話させていただきました。

 今回を振り返ってみると、俺も兄貴も予想を超えて楽しくなっちゃったので、これからも定期的に開催していきたいと思っています。
 思っていた以上に大勢の方が見ててくださっていたようで、本当にありがとうございます。

 もしですね、何々について討論してほしいとか、次はこんな質問をしてほしいとかご要望がありましたら、ここのコメント欄、もしくはメールなどいただけたら喜びます。
 頂戴したご意見を確実に反映させられるかどうかは解りませんけども、見ている方や俺たちが楽しんで参加できる企画にしていきたいと考えていますので、ご提案お待ちしています。

 次回、またお逢いしましょう!

 めさでした。

 兄貴ー!
 閲覧者様たちー!
 お疲れさまでしたー!

拍手[1回]

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2009
November 03

 俺は兄貴への質問を。
 兄貴は俺への質問を。
 それぞれの読者様から募集をし、兄貴と交互に訊ね合うことで応酬させていただきました。

 今回は、そんなトークライブの模様をお届けしたいと思います。
 チャット特有のタイムラグで会話が前後するような場面は編集し、見やすくしておきました。
 また、他にも読みやすくするために表記をちょっぴりいじらせていただいております。
 時折り解説も織り交ぜましたので、楽しんでもらえたら嬉しいですよん。

 それでは、どうぞ!

 開始時間に、兄貴が5分ほど遅れてやってきたところからスタートです。



めさ
> こんばんは、兄貴ー!

悪魔王子
> こんばんわ。遅れてごめん!(-.-)y-.。o○

めさ
> いえいえ。 
> じゃあ、開始の前に、挨拶とか注意事項とか、俺から皆さんに述べておきましょうか?

悪魔王子
> いや、その前に遅れてきた理由聞かないの?

めさ
> あ、なんかあるんですか? 聞きたいです!

悪魔王子
> いや、たいした理由じゃないんだけど・・・

めさ
> 殺しの仕事とか…?
>「5分あれば片付くぜ!」みたいな…。

悪魔王子
> 大量の練炭買ってたら遅れちゃった。えへ♪

めさ
> 練炭???

悪魔王子
> うん。(-.-)y-.。o○

めさ
> ってゆうかむしろ、なんで練炭を大量に買い漁ったのかが気になるんですけど。

悪魔王子
> マジで!? もしかしてニュースとか見ないの!?

めさ
> ふえ? ニュース? 酒井さんのしか最近目にしてなかったです。
> 練炭が値上がりするとかですか?

悪魔王子
> このアナログ野郎が。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 練炭買ってる人に言われたくないです!
> なんで練炭なんですかー。ねえ、なんでなんでー。ねーねー。

悪魔王子
> もういい。そろそろ進めよう。(-.-)y-.。o○

めさ
> え、あ、はい、ええ。始めちゃいますか。練炭の謎を残したまま。

悪魔王子
> このライブ終わったらニュースくらい見なさい。 (-.-)y-.。o○

めさ
> ういーす。見ます。練炭。
> じゃあ、さっそく質問に移りましょうか。

悪魔王子
> たぶん練炭を謎に感じてんのは、めさだけだぞ。 (-.-)y-.。o○

めさ
> マジすか。練炭。

※なんかの詐欺師の人が、騙した相手を一酸化中毒で殺しちゃってた事件が元ネタでした。
 練炭。
 ちなみにどう考えても兄貴のターゲットは俺。
 なんでだ。

悪魔王子
> で、どっちから行く? (-.-)y-.。o○

めさ
> じゃあ、俺から先に訊きますー。
> いいですかね?

悪魔王子
> よし来い。 (-.-)y-.。o○

めさ
> うす。では、いきなり、これは俺にとって怖い質問です。

悪魔王子
> (-.-)y-.。o○

めさ
> 「俺はいつまで兄貴に生かしてもらえますか?」

悪魔王子
> 「俺はいつまで兄貴に生かしてもらえますか?」・・・ふむふむ・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> (両耳に指を突っ込んで「あーあー」って聞こえないようにしようとしたら、これチャットだった…)
> ああ、間が持たない…。なんか曲かけようっと。

悪魔王子
> 俺、思うんだけど人間って今日を生きるのが大事だと思うんだよね。 (-.-)y-.。o○

めさ
> え、あ、ええ、はい、そう、思い、ええ。ます。

悪魔王子
> 今日を必死に生きること繰り返しが人生だろ?

めさ
> なんか遠まわしに、俺の寿命の短さが伺えるんですけど。

悪魔王子
> 明日の見えない人生なんて嫌だよな?

めさ
> いや、まあ、はい。嫌かどうかって言えば、良くはないかなあ、って。

悪魔王子
> そこらへん俺は情けもあるから・・・

めさ
> 情け…!www

悪魔王子
> まぁアレだけど・・・

めさ
> はい…。

悪魔王子
> しいて言うなら全ては俺の気分しだいだ!!!! (-.-)y-.。o○

めさ
> やっぱり…。地デジ対応はしないでおこう。無駄になりそうだ…。

悪魔王子
> とりあえずこれだけは言っとく・・・

めさ
> はい…。訊きたくないけど、はい。

悪魔王子
> 今日から今まで以上に今日を必死で生きることだな(邪笑)(-.-)y-.。o○

めさ
> 正論で締めくくったー!

悪魔王子
> まぁな。 (-.-)y-.。o○

めさ
> なんか、スリル満点な質問でした。(俺にとって)

悪魔王子
> 次は俺の番? (-.-)y-.。o○

めさ
> うす。お願いします。

悪魔王子
> じゃあ一つ目は・・・

めさ
> はい…。ごくり。

悪魔王子
> めさは男から告白されたことあるよね? (-.-)y-.。o○

めさ (11/01 20:22 PC)
> これって、嘘ついちゃダメでしたっけ?

悪魔王子
> ダメだ!!!! (-.-)y-.。o○

めさ
> うう…。えっと、ぶっちゃけYESです…。
> ああもー! 誰だよ、そんなこと訊きたがってた人はよー!

悪魔王子
> マジで!? マジで!?

めさ
> って言っても、「付き合ってくれ」とかじゃないです。

悪魔王子
> ~(^◇^)/ぎゃははははははははは!!!!!!!!

めさ
> 笑いすぎっす!!

悪魔王子
> ちょっ! みんな聞いた!?

めさ
> なんか、凄い力で抱きつかれて「好きだ! お前が好きなんだー!」って、熱く…。

悪魔王子
> ここにサブがいますよ!!!!

めさ
> サブ違うし!

※サブとは。
 なんか昔、そういうタイトルのホモ雑誌があって、そのサブっていう雑誌のタイトルがそのまま男色家って意味を持つようになったとか、ならなかったとか。

悪魔王子
> ぎゃははははははは!!!!!!!!

めさ
> ってゆうか、そんなん普通だもん! 変じゃないもん!

悪魔王子
> ヘンだってマジで!!!!
> おかしって!!!!(笑)

めさ
> こないだだって酔っ払ったお客さんに接吻を迫られて、驚くべき反射神経で回避したもん!
> よくある光景だもん!

悪魔王子
> そんな光景ねぇよ!!

めさ
> みんなだってあるはず!

悪魔王子
> ねぇってそんなの!!

めさ
> ある! あるっすよ! 夜の世界、怖い…。

悪魔王子
> で、なんて答えたんだよ? (-.-)y-.。o○

めさ
> いやあ、俺ももの凄い熱く、「嫌だー!」って叫び返しましたよ。

悪魔王子
> そういうオーラ出してんだろ? (-.-)y-.。o○
> 俺に突いて恋! みたいな(笑) (-.-)y-.。o○

めさ
> なにちょっと上手いこと言ってんすか!

悪魔王子
> そりゃ上手い言葉も出るっつうの。 (-.-)y-.。o○

めさ
> もー! 次いきましょうよー。

悪魔王子
> ケツバットよりいいじゃん? (-.-)y-.。o○

めさ
> 痛いほうがマシ!
> いや、この発言も変だ…。

悪魔王子
> サブは実在した ~2009~ 俺はどんな男も受け入れる編。

めさ
> 受け入れてねえし!!
> 全部避けたし! ドラゴンボールみたいに攻撃は全く当たりません!

※テンパってて喩えが意味不明。
 雨を全部よける達人みたいに全てかわした的なことが言いたかったのです。

悪魔王子
> 男なら 俺に 愛に 恋! byめさ

めさ
> うっさい!
> やだよー。もうこの企画、失敗ってことでやめましょうよー。
> 取り合えず、次の質問、いきますよー…。あー、テンション下がってる…。頑張れ俺。

悪魔王子
> よし来い。 (-.-)y-.。o○

めさ
> うす! ああもー!
> ってゆうか、みんな兄貴にエグイこと訊きにくいみたいで、威力的にアレなんですよね。
> でも、次いきます!

悪魔王子
> (-.-)y-.。o○

めさ
> 「悪魔王子さんが惚れる女性(もしくは男性)って、どんな人ですか?」

悪魔王子
> 「悪魔王子さんが惚れる女性(もしくは男性)って、どんな人ですか?」・・・これって男か女かで全然違うぞ(汗

めさ
> これは男性でいきましょう!

悪魔王子
> 男!?

めさ
> 俺側に来て。いや俺は女好きで、素人好みですけど。

悪魔王子
> う~ん・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> じゃあですね、2つ目の質問は、「悪魔王子さんが惚れる女性って、どんな人ですか?」でいきましょう。
> 男じゃなくっていいです。
> 男性編は3つ目にお訊ねします。

悪魔王子
> あ。結局、女ね? じゃあ答えるけど・・・

めさ
> うす。俺もなんか気になる。

悪魔王子
> おとこでも女でも同じ・・・

めさ
> 同じ…?

悪魔王子
> どっちにしても・・・

めさ
> どっちにしても…?

悪魔王子
> これマジ答えなんだけど・・・

めさ
> ええ、嘘なしでいきましょう。

悪魔王子
> 地獄の底から這い上がってきたような奴がいい。 (-.-)y-.。o○

めさ
> あ、ちょっと解ります。

悪魔王子
> 解る!?

めさ
> 「舞い戻って来たぜ? 地獄の底からな…!」
> いつか言ってみてえ。

悪魔王子
> なんか違うぞ(汗

めさ
> なんかピンチ慣れしてるってゆうか、強い人っていいですよねー。

悪魔王子
> まぁ、そういうことだね。 (-.-)y-.。o○
> 要は苦労してきた人ってことかな。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 安心して背中を預けられる人的なことっすよね?
> 俺、もののけ姫みたいな人タイプですもん。

悪魔王子
> 俺の背中は誰にも預けられねぇ!!! (-.-)y-.。o○

めさ
> 兄貴が言うとなんかリアルwww

悪魔王子
> めさ、よく覚えとけ!・・・

めさ
> へい!

悪魔王子
> 背中を預けるってことは、そいつに命握られるってことだ!

めさ
> ですよねー。漫画にも描いてありました。(鋼の錬金術師)

悪魔王子
> 侍になりたいんならそこんとこ忘れるな! (-.-)y-.。o○

めさ
> 侍になりたいってゆうか、え? あ、はい…。

悪魔王子
> このサブめがっ! (笑) (-.-)y-.。o○

めさ
> サブ違ーう!

悪魔王子
> 次は俺の番だな? (-.-)y-.。o○

めさ
> はい兄貴。次の質問は、俺が困らないやつをお願いします。

悪魔王子
> いいか、めさぶ? (-.-)y-.。o○

めさ
> ぶ???
> う、うす、どんと来ると吉!
>(めさぶってなんか美味そうだな…。カバプみたいで)

※カバプとは。
 縦の棒に何かの肉を巻きつけて焼くやつのことだ。
 屋台みたいな感じでトルコ人ぽい人がたまに売ってる。

悪魔王子
> 男も憧れる生き方がかっこいい、見た目もかっこいい、こいつになら殴られても喜べる。そう思える芸能人もしくはアスリートは?

めさ
> なんでドM前提の質問なんですか?

悪魔王子
> それは、めさがMだからだろ。なにを今更・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> 殴られても嬉しいってゆうと、一般的には猪木さんなんでしょうねー。俺の場合だと、どなたじゃろか。
> 有名人、あんまり知らないんですよねー。誰かなー。

悪魔王子
> ほんと君は誰も知らないんだな・・・(-.-)y-.。o○

めさ
> みんなで話してて有名人の話題になると俺、途端に無口になりますからねー。
> あ。どうせ殴られるんなら女子がいいですよね。女子。

悪魔王子
> 女子だとおかしいんじゃね? (-.-)y-.。o○

めさ
> だって女子が男子を殴るときって、恋の終わり、もしくは始まりって感じするじゃないですか。
> 「もう! 鈍感!」とか言って、ビンタされちゃいたい。

※どなたかひっぱたいてください。

悪魔王子
> いやいや。その恋愛感いらねぇから。 (-.-)y-.。o○

めさ
> え~。妄想したいのに?

悪魔王子
> スポーツも見ないの?

めさ
> スポーツも見ないです。格闘技は見るんですけど、選手の名前も顔も覚えないです…。
> じゃあ、真面目に。あ、今気づいた。質問の言い回しからして、男性の中から選ばなきゃいけないスメルがする。

悪魔王子
> じゃあブッチャーでいいわ。 (-.-)y-.。o○
> もうこの際ブッチャーにするべ。 (-.-)y-.。o○

めさ
> なんで兄貴が決めるんですか!

悪魔王子
> めさが好きな有名人はブッチャーてことで。 (-.-)y-.。o○

めさ
> ブッチャーやだー。

悪魔王子
> え~? だってよ~ (-.-)y-.。o○

めさ
> えっと、えっと、ビーズの稲葉?
> いや、なんかしっくり来ない…。

※突然ですが、チャットでの会話は俺が記録を取りながら喋っていました。
 この記録のことを、ここではログと呼びます。
 俺は楽しさの余り、うっかりログを取る作業を忘れてしまいました。
 なのでしばらくは俺の記憶を頼りに、会話をかいつまんで再現したいと思います。

悪魔王子「ビーズの稲葉!? なんでだよ!?」

めさ「なんかカッコイイじゃないですか。ジャッキーチェンぐらい歳取らない人だし。…あ! ジャッキー!」

悪魔王子「ジャッキー?」

めさ「はい! ジャッキーになら殴られたいです! 蹴られたっていい!」

悪魔王子「じゃあブッチャーな?」

めさ「なんでだよォー!」

悪魔王子「ダメだ。ブッチャーだ」

めさ「ジャッキーッ! まあいいや。次の質問いきますね?」

悪魔王子「よし、来い!」

めさ「さっきの変形バージョンの質問です」

悪魔王子「おう」

めさ「悪魔王子さんが惚れる男性って、どんな人ですか?」

悪魔王子「じゃあ正直に言おう」

めさ「お願いします」

悪魔王子「俺は男には惚れねえ」

めさ「ですよねー。ってゆうか、今までで最短の応酬になっちゃいましたね」

悪魔王子「じゃあ次の質問な。めさ、いいか?」

めさ「うす。好きにしてください」

悪魔王子「めさが自分のことを乙女チックだと思う瞬間は?」

めさ「…兄貴、そっち方向の質問ばっか故意に選んでませんか?」

悪魔王子「いや実は、めさに対する質問の9割以上がコレ系の質問だったんだよ」

めさ「! みんな俺を一体なんだと…!」

悪魔王子「一応、こういう感じじゃない質問もあるんだけど」

めさ「マジすか! じゃあそれいきましょう!」

悪魔王子「怒らない?」

めさ「もちろんですとも!」

悪魔王子「絶対?」

めさ「絶対!」

悪魔王子「じゃあ質問」

※記憶による再現終了。
 ここからは再びログをご覧ください。

悪魔王子
> 好きなコーヒーは何ですか? (-.-)y-.。o○

めさ
> どんだけ俺に興味ねーんだよ!!
> スタバだよ、ちきしょう!

悪魔王子
> 怒らないっつったろうが(汗

めさ
> 好きなコーヒー訊いて嬉しいんですか!? それでどんな知的好奇心が満たされるんですか!?

悪魔王子
> なんとか話、膨らませろよ! (-.-)y-.。o○
> 雪印とか言っちゃえって!

めさ
> え!? この話題を!? えっと、じゃあ。
> 俺、普段はもっぱら缶コーヒーなんですよ。たまに紙パックのやつも買いますけども。で、

悪魔王子
> で? (-.-)y-.。o○

めさ
> ちなみにブラックは飲めません。ブラックコーヒーは大人になってから挑戦したいと思います。

悪魔王子
> オメーいくつだよ! (-.-)y-.。o○

めさ
> (33歳)
> そうそう、話は戻って、缶コーヒー。
> 1番好きなのはデミタスコーヒーで、2位はボスの自由時間って名前のコーヒーなんですけれど、

悪魔王子
> うわぁ・・・グダグダだ・・・ (-.-)y-.。o○

めさ
> でしょ!? 広がるわけがないし!

悪魔王子
> なんだよこの展開・・・(-.-)y-.。o○

悪魔王子
> 寒っ!! (-.-)y-.。o○

めさ
> でも、いつも缶コーヒーばっかりだから、たまにスタバに入ると感動を覚えます。
> …面白かったですか?

悪魔王子
> サブッ!!! (-.-)y-.。o○

めさ
> サブに逆戻った!

悪魔王子
> 結局、サブで閉めてんじゃん。 (-.-)y-.。o○

めさ
> 兄貴がやったんでしょうが!

悪魔王子
> 俺? そうだっけ? (-.-)y-.。o○

めさ
> 俺の社会的地位が危ないので、次の質問いきます!

悪魔王子
> おう。 (-.-)y-.。o○

 続きまーす!

拍手[0回]

2009
October 30
 俺の日記に何度か登場している、ミスターバイオレンスこと悪魔王子の兄貴
 彼に関する問い合わせが、たまに俺に寄せられることがあります。

「悪魔王子さんって何者ですか? 本当にマフィアなんですか?」

 とんでもない。
 兄貴は気の優しい、普通のマフィアです。

「悪魔王子さんってどんな顔なんですか? そんなに怖いんですか?」

 いえいえ。
 兄貴は確かにガラが悪いんですけど、でも人相も悪いんです。

 鬼才めごさんが書いた想像図はこんな感じです。



兄貴の想像図


 似てる似てないは置いといて、めごさんは天才だと思います。

 さて。
 そんな人間兵器でいらっしゃる悪魔王子の兄貴と、トークライブをやることになりました。
 トークライブっていっても、チャット内で話すだけなんですけどね。
 せっかくだから、その様子をリアルタイムで皆さんにも見られるようにするつもりです。

 トーク内容は、「互いに訊きにくいことを質問し合う」といった極めて危なっかしい企画。

 兄貴は兄貴できっと今頃、「めさに訊きてえことがあったら俺にメールしろ」的な記事を書いてアップしていることでしょう。

 皆さんからはですね、俺が身を張って兄貴に訊ねますので、その質問の内容をメールで送っていただきたいのです。
 本当に訊きにくいことで結構ですよ。

「人を殺したことがありますか?」
「今までした1番の悪事を教えてください」
「実はポエム書いたことあるでしょ」

 などなど。

 コメント欄に書くと兄貴に見られて答えを前もって用意されちゃうので、くれぐれもメールで送ってやってください。
 面白いもの、ニーズが多いもの、5つほど選んで実際に訊ねてみたいと思います。
 時間がありそうだったら5つといわず、全部訊けるかも知れません。

 俺と兄貴のトーク内容は後日編集してアップしますけども、生で見たいとお思いの方。
 開催日時とチャットルームのURLを載せさせていただきますね。

 11月1日の日曜日、夜の8時から。
 場所はここです。
 ケータイからの方は対話中、小まめにリロード更新してご覧ください。
 いい時間になったら打ち上げと称して、そのまま皆さんも会話に混じっていただけたら、と思っています。

 っつーか怖えな、この企画。
 俺が何を訊かれるか、よりも、兄貴に何を質問する羽目になるのかを考えると、今までの人生が走馬灯のように駆け巡りそうになります。

 白髪が増えたらどうしよう。
 めさでした。

 俺の無事を祈る。

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2009
October 24

 たまに人間でもいるでしょう?
 前世の記憶を持ったまま産まれてくる人が。
 あれはね、僕ら天使のうっかりミスなんだ。
 たまにそうじゃない場合もあるけどね。

 本来ならきちんと前世の記憶を消してから転生させてあげないといけないの。
 そういった記憶の管理をちゃんとしておかないと、その人は生まれながらに複数の人生経験を持っちゃってるわけだから、脳に負担がかかっちゃうんだね。
 よほど強い脳でないと、とてもじゃないけど前世と現世、2人分の思い出には混乱しちゃう。
 周囲の人間とのコミュニケーションにも不備が出てきちゃう場合も多いしね。

 そんなわけで僕ら天使は基本的に、やって来た魂から前世と天界の記憶を一時的に消してあげて、それで生まれ変わってもらってるわけ。
 魂だけの存在だったら脳とか関係ないからいくらでも覚えてもらってて構わないんだけどね。
 でも肉体を得る場合、つまり生まれ変わるときね。
 そのときは前世の記憶って脳にとって邪魔になっちゃう。

 前世の記憶が残ってる人っていうのはだから、僕らが記憶を消し忘れられちゃった場合がほとんどなんだ。
 ホントごめんなさいみたいな気持ち。

 とはいっても僕は天使のお仕事に戻ってかれこれ5000年になるけども、まだそういった失敗をしたことがない。
 だって僕、魂の生まれ変わり先を決めることが担当なのであって、下界に送り出す係じゃないんだもん。
 失敗のしようがないよ。

 今日もここ天界には続々と魂たちが昇ってきている。
 動物も植物も微生物も、死んじゃった全ての魂は一旦僕らのところに来る仕組みになっているんだ。
 彼らは生前の過ごし方によって死後の行き先が定められる。
 人間が自分たちで作った掟とは異なる法がここにはあって、その尺度が基準になってるのね。
 要するに天使目線で善悪を測って、よろしくない魂はそれなりのペナルティが課せられて、逆にいい感じの魂は次に生まれ変わるとき、さらに上種の生物になれるってわけ。
 その良し悪しを判断して罰や恩恵を与えるのが今の僕の仕事なんだ。

 僕はぷかぷか浮かぶ雲の上で大きく伸びをした。
 雲の上には僕の他にデスクや椅子も乗っていて、仕事に必要なちょっとした機器も搭載されている。
 僕はキーボードをカタカタ打って、雲ごと移動をした。

「あらロウちゃん。今日はこれから?」

 宙を通りすがった同僚からの挨拶に僕は応える。

「うん、これからー!」
「頑張ってね」
「ありがとー!」

 僕が天使に戻って5000年ぐらいっていったけど、その間に下界は目まぐるしい変化を遂げた。
 特に目を見張るのは人間の進歩具合だ。
 5000年前とは比べ物にならないぐらい科学を発展させている。
 都市や街には超巨大な建物がバンバン建ってるし、全世界に回線を繋いでいつでも情報交換が可能になっている。
 なんと自力でロケットまで作って月にまで到着する始末だ。
 自然界としてはアンバランスな状態だから心配なんだけど、とにかく人類は繁栄した。

 でも、そのせいでここに来る魂の割合も変わっちゃった。
 昔から人以外の魂のほうが多くここに来てたけど、今じゃもっともっと動植物の来界比率が高まっている。
 自然と人間が調和していないことがいつか大きな災害に結びつきそうで不安だなあ。

「おや?」

 僕はモニターを見て首を傾げた。
 今日最初に面接をする魂の情報がそこには映し出されている。

 僕は今まで、おそらく人間が認識している動植物全てと面接をしてきたと思う。
 なんだけど、これから会う魂は例外みたいだ。
 モニターにはこうあった。

「特殊生物・死神。生前固有氏名・エリー」

 特殊生物っていうのはすなわち動物でも植物でもない生き物ってことだからどんな魂が来るのかと思っていたんだけど、僕の目の前にはどう見ても人間の若い女の子が立っている。
 とはいえ天界においての魂は自分の姿を自分の思い通りに変えられるんだけどね。
 でもなんで若い娘の姿をしているんだろう。

「初めまして。わたくし、天使のロウと申します。下界での生活、お疲れ様でございました」

 僕はお決まりの挨拶を口にする。

「エリー様の前回の人生を参考にさせていただき、今後の流れを決定いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます」
「今後の流れ、とは?」

 死神は冷ややかな口調で、表情を一切変えていなかった。

「はい」

 彼女の無表情さと反比例するかのように、僕はにっこりと微笑む。

「生まれ変わるかどうか、ですとか、どれぐらいの時期までここ天界で暮らせるか、ですとか、また生まれ変わる際は何に転生するか。そういった事柄を決定させていただきます」
「そうか。私の希望は通るのか?」
「はい。ご希望が叶うかどうかはエリー様の生前の行動によって決められます。だいたいの魂は生物として正しく生きられておりますので、大それたご希望でない限り、ほぼ応じられるかと思います」

 つまりね、僕のお仕事はそんなに大変じゃないんだ。
 野生の動植物なんてまず間違いなく正しく生活してるもん。
 肉食動物は狩りをしてお肉を食べるし、草食動物は草を食べる。
 植物だって光合成をして、酸素を増やしてる。
 間違った生き方をするのは人間ぐらいなものなんだね。
 だからだいたいの魂は天界で楽しく過ごして、再び下界に下りていく。
 ほとんどの魂は簡単な質疑応答だけでここを無罪のまま通過してもらってるんだ。

「そうか」

 死神は冷静な視線に少し影を落とした。

「では私の希望は叶わないかも知れないな」
「と、申しますと?」
「私は一生の大部分、死神として間違った暮らしをしてきた」

 なにそれ?
 モニターをチラ見すると、嘘ランプは点灯してない。
 つまりこの魂は嘘を言っていないってわけだ。
 どういうことだ?

「死神として間違った暮らしといいますと、どういうことでございますか?」

 訊くと彼女は軽く溜め息をついた。

「私は人間の魂を捕食する生き物だ」
「魂を!?」

 そんな生き物、聞いたことないよ。

 僕は少々お待ちくださいって言って、キーボードを素早くカタカタ打った。
 やがてデータベースに回線が繋がって、モニターに死神の生態が詳しく表示される。

 なんじゃこりゃ?
 魂のみを捕食する生き物?
 そんなのいたんだ?

 表示された情報によると、どうやら彼女は魂喰いらしい。
 人間が再び人間に生まれ変わらないよう、魂を食べる設計になっているみたいだ。
 増えすぎた人間を邪魔に思った地球が、人間の遺骨に命を吹き込むことによって誕生した生き物が死神だって書いてある。
 その遺骨が生きていた頃の性質が、死神の性格に反映されるんだって。
 残酷などっかの女王の骨に魂が吹き込まれて彼女になっているらしいから、それでこの死神はどこか冷酷な印象を覚えさせるんだろう。

「しかし私はある時期から人間の魂を食すことをやめた」

 僕がモニターを読み終えると同時に死神は開口していた。
 どうやら彼女なりに喋り出すタイミングを計っていたらしい。

「私はある男をあえて捕食しなかった。そいつが死んだあとも、誰の魂も食していない。私の死因は自分の意思による餓死だ」

 どういうこと?
 自殺したってこと?
 だとしたら残念ながら彼女の希望は叶わない。
 増えすぎたら集団自決するようプログラムされた鼠とかって確かにいるけども、そうじゃない生き物が自殺しちゃってた場合は特別な理由がない限り、魂を分解して別の魂になってもらうことになっている。

「詳しい話を伺っても構いませんでしょうか?」

 僕は慎重に問う。

「男性を捕食しなかった理由は何故でございますか?」

 小鹿に乳をあげるライオンとか、そういう魂はたまにいる。
 でもそれはお腹いっぱいで余裕があったからなんだ。
 空腹を我慢して目の前の食事に手を出さないでいる魂なんて普通はないよ。
 なんで命懸けの我慢をしたのか僕としては訊かないわけにはいかない。

「その質問の答えを正しく理解させるには死神についての知識が必要だ。私がどうやって魂を捕食するか、お前は知っているのか?」

 死神からの質問に、僕は「いえ」と応える。
 すると彼女は長い話を始めた。
 相手に直接触って、離れることで自動的に魂を食べてしまうこと。
 自分に名前を付けた男が自分を助けるために自分に触れてしまったこと。
 その男からは名前以外に大事なものを貰えそうだと直感したこと。
 男と離れずに生活をするに至って、やがて自然と食欲が失せていったこと。

「死神という生物としては間違っているだろう?」

 話の最後に彼女はこう言う。

「もしあの世があるのなら、生まれ変わりもあり得る。男の魂を喰ったら奴は生まれ変わることもできないからな。それで私は生涯手を離さなかった。奴が死んだあとも念のため、土の中で抱き合ったまま離れなかった」

 彼女は涼しげに言うけど、それはとんでもないことだ。
 知的生物が5000年間も土の中でじっとしていたなんて信じられない。
 しかもその理由が念のため?
 男の人が死んだあとだったらいつでも離れていいだろうに。

「ここを天界と言っていたな?」

 死神の声に僕はハッとする。

「え、あ、はい、そうでございます」
「では奴は5000年前、ここに来たわけだ。奴はしっかり転生できたのか?」
「はい、そのはずでございます」
「そうか。ならいい。私個人の最低限の目的は果たされているということだ。あとはお前の好きにしろ」
「は。好きに、と申しますと?」
「私の希望は通らないのだろう? 生まれ変わることもできないと解れば何もすることがない。好きにしろ」
「エリー様は、生まれ変わりを希望されているのですか?」
「うむ。できれば人間がいい」
「それは何故?」
「なかなか苦労して奴を生かしたからな。奴の魂が無事と解った以上、おそらくまた人間に転生しているであろう奴と再会をしたい。前世の苦労に見合った何かしらを貰わんと気が済まん」
「さようでございますか」

 さて、困ったぞ。
 どうしたもんだろ。

 僕は「少々お待ちくださいませ」って伝えて、キーボードを再び操作する。

 データベースの情報によると、この死神って生き物は地球が勝手に作っちゃった困った生物だ。
 この時点で魂を浄化する必要がある。
 でも彼女の場合、死神としての生き様に逆らっているから、浄化の必要なし?
 ちなみに浄化っていうのは初期化と一緒で、一切の記憶を消去するってことね。
 あ、でもアレだ。
 やっぱり死神としての生き方をしてないのは罪なわけで、結局はペナルティが必要になるかな?
 この魂、なんか上から目線なとこあるけど、僕個人の判断としては悪いことはしてないんだけどなあ。
 ホントどうしよ。

 僕はつい、獲物の魂を守るために土の中で抱き合ったまま手を離さなかった彼女のことを想像してみた。
 浮かび上がったイメージは、互いに向かい合った骨と骨――。

「エリー様の具体的なご希望を伺ってもよろしいでしょうか?」

 気づけば僕は彼女に質問を加えていた。

 この魂は頭の回転が速いみたいだ。
 死神はすぐに詳しい望みを口にする。

「奴はこの5000年の間、幾度となく転生を重ねただろう。まずは奴が今どこにいるのかを知りたい。天界にいるというのならここにいたいし、下界にいるのなら今すぐにでも生まれ変わりたい。奴と同じ生物にな。そのときは前世の記憶を持ったまま転生するのが望ましい」
「前世のご記憶を? それはまたどうして」
「奴を探し出すという本来の目的を忘れてしまっては意味がない。奴の特徴も覚えておきたいしな」
「その男性の特徴、でございますか?」
「うむ。さすがに5000年も経っているから奴もそうとう変わってしまっているだろう。私が持っている情報が役に立つ可能性は低い。だがそれでもゼロではないからな。奴を発見することにわずかでも繋がるなら記憶だけは持ち続けたい」
「その方と再会を果たされたら、どうなさるおつもりですか?」
「さあな。また手でも繋ぐか」

 ただ手を繋ぐためだけに生まれ変わって、数ある生物の中から一人を探し出す?
 ただでさえ5000年間も土の中で空腹に耐えるなんて死ぬような想いまでしておいて、またさらに苦労を重ねる気?
 なんなんだ、この魂は。
 ここまで再会の意思が強いだなんて。

「別室をご用意いたします」

 僕は死神に待機してもらうことにした。

「そちらでもう少々お待ちください。お調べしたいこともございますし、エリー様の行き先を決めるには稀有な状況すぎて簡単には決められません」

 すると死神は「そうか」とだけつぶやいた。

「さあて」

 僕は腕まくりをしてモニターに向かい合う。
 まずは死神の相方さんのことを調べなくちゃ。

 彼女の記憶から相手男性の情報を引き出して、その魂を検索する。
 5000年前に教師だった彼はタイミング良く、もうすぐ人間の男として生まれ変わる予定みたいだ。

「ただなあ」

 僕は困ってしまって頭をかく。
 人間や僕の価値観からすれば死神の取った行動は心温まるものがある。
 でも彼女は生物としては間違っちゃっているのだ。
 文字通り手が届いているのに餌を食べないで餓死ってのは問題がある。

 僕は携帯電話を取り出して独り言を言った。

「こりゃ僕だけじゃ決められないや」

 電話をかけると、僕のアドバイザーはすぐに出る。

「もしもし? どうしたロウ君」
「クラちゃんに相談があってね」
「ほう」
「元裁判官としての意見を聞きたいんだ」
「また昔のことを」
「いいからいいから。とにかく困ってるの僕」

 だいたいの説明をすると、クラちゃんは「確かに特異な例だな」と驚いたみたいだ。

「ねえクラちゃん。どうしたらいい? クラちゃんだったらどんな判決を出す?」
「そうだな。あくまで私個人の意見だが、やはり法は法だ。その魂は罰せねばなるまい」

 クラちゃんは続けて手短にアイデアを出してくれた。
 それを聞いて僕は大助かりだ。
 さすがクラちゃん。
 彼の判断は理に叶っているように僕には感じられた。

「確かにクラちゃんの言う通り! 僕ら天使が罪を見逃したら駄目だもんね! 目が覚めたよ! ありがとクラちゃん!」

 ちょっとテンション高めのお礼を言って僕は電話を切る。

 お次の電話の相手は、魂を案内する係に就いている天使だ。

「もしもし? あのね? あとで特殊生物だった魂を迎えにきてほしいの。でさ、ちょっとお願いがあってさ。事情を話すから協力してよ」

 僕は自分の雲を動かして、離れに浮かぶ小さな雲に隣接させた。
 そこには死神がちょこんと座っている。

「エリー様、お待たせいたしました。エリー様の今後が先ほど決定いたしました」
「そうか」

 相変わらず冷たい目で、彼女は僕を見つめる。

「私はどうなる?」

 僕は言いにくそうに顔をしかめた。

「はい。エリー様は生前、捕食できるはずの食料に自らの意思で手を出していませんでした。これは明らかに食べ物を粗末になさっておいでです。何よりまず食事というのはご自身の保身とは別に、生態系を守るといった意味合いもございます。エリー様がお取りになられた行動はこの生態系のバランスを崩すことにも繋がってしまうのです」
「単刀直入に言え。私はどうなるのだ?」
「はい。率直に申し上げます。エリー様に課せられる罰は一つ二つではございません。本来の魂ならばここ天界でしばらくおくつろぎいただくのですが、エリー様の場合はすぐまた下界へと戻っていただきます」
「構わん。私は生まれ変わるのか?」
「はい、転生していただきます。ただですね、前世よりワンランク下等な生き物として生活していただくことになります」
「ほう。死神のワンランク下の生き物とは?」
「少々お待ちください。今お調べいたします。えっと、死神、死神。あ、ございました。死神は食物連鎖では人間の上位に位置しておりますね。したがって死神より一つ下の生き物、人間になっていただきます」
「私が人間に?」
「はい、心苦しいのですが人間として下界を生きていただきます。今からすぐに」
「そうか。質問したいのだが」
「はい?」
「5000年前に私が生かした人間の男は、今どこにいる?」
「申し訳ございません」

 僕は深々と頭を下げる。

「個人情報になりますので、そういったことは、わたくしの口からは申し上げられないのです」

 すると死神は少し肩を落として小さく息を吐いた。

「では、次の人生で奴に逢える確証はないわけか」

 と、そのとき馬車が到着する。
 案内係の天使がやってきた。

「おう、ロウ。この魂でいいのか? 転生させんのはよ」
「あ、そう。こちらの方。お願いね、ロウェイ兄ちゃん」

 天使にしてはガラが悪いロウェイ兄ちゃんは、無遠慮に死神をじろじろと眺め回す。

「こいつが特殊生物か。俺ァ初めて見るぜ」
「こら。そんなに図々しくしないの。失礼でしょ」
「だって珍しいんだもんよ。なんでも地上で餌の男を助けちまったんだって? 変わってんな」
「いいから早く案内してあげてってば」
「俺も気になっちまってよ、その人間の男がどうなったか調べてみたんだけどよ」

 聞き耳を立てるかのように、死神は動きをピタリと止めた。
 そんな彼女の様子をまるで無視してロウェイ兄ちゃんは続ける。

「どうやらそいつ、もうすぐ人間に生まれ変わるみてーだな」

 それを耳にした死神は反射的に顔を上げて、驚いたような顔をした。
 急に明るくなった彼女の表情を見なかったことにし、僕はロウェイ兄ちゃんを叱る。

「あー! そういうこと魂の前で言っちゃ駄目でしょー!? 無神経にもほどがあるよ!」
「やべ! うっかりしちまった! すまねえ」

 呆然とする死神に気づかれないよう、僕はロウェイ兄ちゃんに短くウインクをした。
 兄ちゃんも同じようにニカっと笑って、僕にウインクを返してくれる。

「エリー様、失礼いたしました」

 僕は再び死神に頭を下げた。

「では、あとは彼の案内に従っていただき、生まれ変わってくださいませ。楽しい人生になりますよう、お祈りしております」

 死神はどこか微笑んでいるように見えた。

「生まれ変わったら、私はここでのことも忘れてしまうのか?」
「はい。そればかりは例外なくご記憶を一時的に閉じさせていただいております。下界での人生を終え、再びこちらにいらっしゃったときは思い出すことが可能ではありますが」
「そうか」

 彼女が髪を耳にかける。

「お前、名をロウといったな? 覚えておくぞ」
「ありがとうございます」

 今度は謝るためじゃないお辞儀をする。

「行ってらっしゃいませ」

 死神が馬車に乗り込み、やがて出発する。
 それ見えなくなるまで、僕は腰の角度を九十度に保っておいた。

「さてと」

 魂を下界に送り出す係の天使にも指示を出しておかなくちゃ。

 僕はぴょんと雲に飛び乗って電話を手にする。

「もしもし? ママ? あのさ、今からそっちに特殊生物だった魂が生まれ変わりにいくんだ。で、ママにお願いがあるんだよ。その魂、ちょっと前世で問題があるのね? だからペナルティとして前世の記憶を残したまま転生させちゃってほしいの」

 たまに人間でもいるでしょう?
 前世の記憶を持ったまま産まれてくる人が。
 あれはね、僕ら天使のうっかりミスなんだ。
 たまにそうじゃない場合もあるけどね。

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 参照リンク。

 永遠の抱擁が始まる
http://yumemicyou.blog.shinobi.jp/Entry/17/

 続・永遠の抱擁が始まる
http://yumemicyou.blog.shinobi.jp/Entry/186/

 番外編・エリーシリーズ
http://yumemicyou.blog.shinobi.jp/Entry/157/
http://yumemicyou.blog.shinobi.jp/Entry/218/

拍手[12回]

2009
October 14

 前回までのあらすじ。
 仕事仲間のAちゃんに職場の鍵を失くされた。

 今回のあらすじ。
 俺のズボンのポケットに見覚えのある鍵が、どういうわけか入ってる。

 これは恥ずかしいことだ。
 状況から見れば、どう考えても俺が悪い。
 酔った俺が鍵を己のポケットに避難させ、そのことを綺麗に忘れ去ってしまったのだろう。

 自分で鍵を持っているにもかかわらず、俺はずっとAちゃんに失くされたのだと思い込んでいたのだ。
 先日の自分を全力でつねってやりたい。

 どうしよう。
 俺は「Aちゃんに鍵を失くされた~。Aちゃんに鍵を失くされた~」と話題の種として面白おかしく皆に言いふらし、あまつさえAちゃんからはコーヒーを奢ってもらっちゃっている。
 鍵、俺のポケットに入ってたのに。

 しかもボスからは新たなスペアキーまで受け取ってしまった。

 なんで俺は今、職場の鍵を2つも持っているのか。
 とっても不思議だ。
 科学で解明できるとは到底思えない謎の現象が今、俺に降りかかっている。

 ああもう。
 何もかも見なかったことにして片方の鍵だけ思いっきり海に投げてしまいたい。
 もしくは、男友達の家に行って鍵だけをそっと置いて帰ってみるか。
 同棲していた女性に逃げられた感がかもし出せそうだ。

 ってゆうか、Aちゃんを寛大な感じで快く許しておいて本当によかった。
 これでもし嫌味の1つでも言っていたとしたら、俺は赤面の余り発熱し、地球の平均温度を上げてしまうだろう。

 さて、どうするか。

 職場のスナックで開店準備をしつつ、俺は脳を回転させる。

 知らばっくれてしまうことは簡単だ。
 俺さえ黙っていればいい。
 全ては過ぎてしまったことだし、わざわざぶり返すこともないだろう。
 Aちゃんには後ろめたいので、これからは適当に優しくしておけばいい。

 あ、そうだ!
 ボスに「自腹でスペアキー作ってきたよ」とか言いながら余った鍵を返せば、俺の好感度が上がるじゃないか。

 そこまでの嘘は顔に出るから無理だ、という点に目をつぶればこれは良策だ。

 黙っておこうかなあ。
 黙っておきたいなあ。

 Aちゃんが鍵を失くした犯人だという証拠はないけれど、犯人ではないという証拠だってないのだ。
 俺さえ黙っていれば、この話は自然に流れる。

 何より、正直に打ち明けるには恥ずかしすぎる。

「Aちゃん、君は鍵なんて失くしていないよ。失くしたのは、俺のほうなんだ」

 ドラマっぽく口にしてみたけど、ちっとも素敵じゃない。
 余計に恥ずかしいことをしてしまった。

 腕時計に目を走らせる。

 あと5分もすればAちゃんがやって来るはずだ。
 打ち明けるか否か、それまでに決めねばならない。

 いや、俺の心はとっくに決まっていた。

 正直に「鍵を失くしていたのは俺です」と告白をするべきだ。
 怒られるかも知れないが、言うしかない。

 日記に書いたとき、どうせバレるからだ。
 清く正しく生きるためとかっていう理由では決してない。

 鍵のことをアップしないという選択肢もあるけれど、このネタは正直オイシイので逃したくない。

 それにしても、みんな遅いな。
 普段だったら一緒に開店準備をしている頃なのに。

 おや?
 頼んでおいたビールが来てないじゃないか!
 まさか酒屋さん、今日は休み!?
 なんで休みなんだよ!
 ビールがないのは痛い!

 おっと、そうか。
 今日は休日だったんだな。
 それじゃあ酒屋さんだって休みなわけだ。
 休日ということは、だ。
 嫌な予感がする。

 あっと、そうそう。
 Aちゃんには電話で謝ろうっと。
 おそらく彼女は今日、店に出ない。

 あ、もしもし、Aちゃん?

「うん、お疲れ様ー」

 お疲れさん。
 あのさ、今いい?

「うん、いいよ?」

 怒んない?

「え、なに?」

 あのね?
 スマイルの鍵なんだけどね?

「うん」

 不思議なことにね?
 何故か俺のポケットに入ってた。

「んな! ったく、このヤロー! コーヒーまで飲んでおいて!」

 ごめーん!
 許してちょ。
 それとね?

「うん?」

 もしかして今日はこの店、お休みの日でしょうか?

「休みだよ?」

 ですよねー。
 俺、最初からそう思ってたもん。
 だから決して俺は出勤なんてしていません。

「また休みの日に店に来たのー!?」

 き、来てねーよ!
 来てなんてねーよ!
 わざわざスーツ着て開店準備なんてしてねーよ!
 言いがかりはやめてください。
 取り合えず、今日は店のゴミだけ捨てて帰る。

「やっぱり来てんじゃねえか!」

 みんなには言わないでー!
 Aちゃんには、わかんないだろ!?
 きっちり仕度して休業中の職場にやって来る恥ずかしさが!
 俺だって解りたくなかったよ!
 ああ、もー!

「はいはい。帰り、ちゃんと鍵かけてってね」

 大丈夫。
 今日の俺は店の鍵を何故か2つも持っている。
 というわけで、またねー!

「はいよ、またねー」

 電話を切って、ポケットに仕舞う。

 まさか出勤日まで間違っていたとは。
 たまにやってしまうのだが、俺はこれを運命のいたずらと呼んでいる。

 あ、そうだ!

 俺はあえて、Aちゃんの怒りを逸らすために、わざわざ休みの日に出勤してから電話をかけたのだった。
 要件を伝えつつも鍵の件を誤魔化すという、俺の綿密なる計算である。
 ということにしよう、そうしよう。

 なんかもう、恥ずかしさが恥ずかしさを呼んでいる。

拍手[4回]

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プロフィール
HN:
めさ
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/01/11
職業:
悪魔
趣味:
アウトドア、料理、格闘技、文章作成、旅行。
自己紹介:
 画像は、自室の天井に設置されたコタツだ。
 友人よ。
 なんで人の留守中に忍び込んで、コタツの熱くなる部分だけを天井に設置して帰るの?

 俺様は悪魔だ。
 ニコニコ動画などに色んな動画を上げてるぜ。

 基本的に、日記のコメントやメールのお返事はできぬ。
 ざまを見よ!
 本当にごめんなさい。
 それでもいいのならコチラをクリックするとメールが送れるぜい。

 当ブログはリンクフリーだ。
 必要なものがあったら遠慮なく気軽に、どこにでも貼ってやって人類を堕落させるといい。
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