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夢見町の史

Let’s どんまい!

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2024
April 24
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2011
March 14
 東日本で発生した大地震のため、東京電力は計画停電ってやつをやるとかやらんとか、はっきりしねえ。
  非常時だから状況は刻一刻と変化していっているんだから、こいつァ仕方ねえことだ。
  予定は未定だから、常にニュースを確認していろ。

  では、これから停電対策を始める。
  今回参照したサイトは「計画停電の前に準備したいことを掲載。【総まとめ/拡散希望】」というページだ。
http://ideaction.ldblog.jp/archives/4204207.html

  これに他の情報もプラスして、まとめてあるから目を通しやがれ。

  大事なのは、覚悟をして備えることだ。
  計画的であろうとなかろうと、いつ停電してもおかしくねえ状況なのは確かだからな。

  まずはパニックを起こさねえように、こんなシチュエーションを想像し、イメージトレーニングをするがいい。

  夜、前触れなく突然明かりが無くなり、テレビもパソコンも消える。
  いきなりの無音。
  窓の外にも明かりがない、完全な闇。

  怖いだろう?
  いつそうなってもいいよう、常に最悪の事態を想定しておき、その上で行動できるよう心の準備をしておけ。
  いざというとき、慌てずに済むぞ。

  周りに人がいて、そいつがやたら「え!? なに!? 停電!? え!? 停電! 停電!」と必要以上に大声を出して周囲に不安を与えるようなら、威力マックスの当て身を入れて気絶させろ。
  と、言いたいところだが、優しく「大丈夫、落ち着いて。騒ぐとみんな不安になる」とたしなめるがいい。

  停電への備えで最も必要なのは、心の準備だったり、覚悟だ。
  それさえあれば、冷静に明かりを探したりと、何かと対処ができる。
  停電だけでなく、あらゆる災害が起きたときのため、色んなピンチをイメージしておいてもいいかもな。
  イメトレは思っている以上に、めちゃめちゃ有効だということを覚えておけ。

  もちろん、精神的な準備だけでなく、物質的な準備もしておいたほうがいい。

  解りやすい場所に懐中電灯を置いておけ。
  電池は足りているか?
  そいつもチェックしておくんだな。
  くれぐれもロウソクは使うなよ。
  火災や二酸化炭素中毒の元になる。

  水道なんだが、汲み上げるのに電力を使っている場合がある。
  そうだとしたら停電時に水まで出なくなるから、大きめのヤカンだとかペットボトルだとか、はたまた浴槽に水を溜めておけ。

  水が止まればトイレも流せなくなる。
  そんなときは人手で水を流し込まなくきゃいかん。
  大量の水が必要だ。
  浴槽に水を溜めるのはそのときのためでもある。

  具体的な水の流し方なんだが、ウォシュレットだったり何だったりとトイレの種類にも色々ある。
  そこでこんなサイトを見つけておいたので参考にするがいい。

「TOTOホームページ」
http://www.toto.co.jp/News/dansui_teiden/

  食物の確保も大事だな。
  オール電化、電気コンロ、電子レンジなどで調理が必要な場合は、事前に準備しておくがいい。
  また、ガスレンジやガス給湯器もコンセントで電源をとっているものがある。
  今のうちに確認しておけ。

  食料の詳細なんだが、遠足に行く時の食べ物を用意するといい感じだ。
  ひゃっほーう!

  パン、おにぎり、弁当、カロリーメイトなどの栄養調整食品、バナナやリンゴなど果物、飴、チョコレート、スナック菓子などなど。

  バナナはおやつに入るかどうかは各自で判断しろ。

  とにかく、備えあれば憂いなしだ。

  歯磨きについては、歯磨きガムとかマウスウオッシュ液で代用するがいい。

  電池式ラジオ、ワンセグ携帯などの情報源も確保しておけ。

  携帯電話やスマートフォンも充電をしておくがいい。
  コンビニでは電池で充電できる機器が1000足らずで売っているから、この機械に入手しておいたら今後何かと楽かもな。

  停電中に気になる事柄の1つが、冷蔵庫の中身だろう。
  冷蔵庫内の温度を保つために、氷や保冷材などを冷凍しておくといいぞ。
  ジップロックに水を入れ、そいつを冷凍するのも有効だ。
  ついでだから炊いた米や肉なんかも用意し、凍らせておけ。
  もしもクーラーボックスがあるのなら、停電している間は移し変えておくといい感じだ。

  他の注意点としては、エレベーターに乗るな。
  停電したら閉じ込められちまうからな。

  また、地震対策のときにも言ったが、停電したときは電源ブレーカーを全て落としておけ。
  停電から復旧した時、コンセント火災を起こさないようにするためだ。
  面倒臭がるんじゃねえぞ。

  停電時間帯の戸締りはしっかりな。
  通信手段が無くなるから、強盗、強姦など犯罪行為が蔓延する恐れがある。
  俺以外の奴にいいようにされるなよ!

  そして、これも当たり前のことなんだが、普段からの節電も重要だ。

  室内では厚着をし、暖房を切れ。
  便座にはカバーをし、温めるな。
  明るい部屋で活動することで、なるべく照明機材を使わないようにな。
  冷蔵庫、冷凍庫の開け閉めも、そう何度もやらないことだ。
  使わないコンセントは抜いておけ。

  ただし、暗闇の中をコケて怪我しねえように、強引な節電はしねえようにな。
  パソコンやテレビは情報源だから無闇に消すな。
  人に節電を呼びかけるのはいいが、無理強いはするな。

  PCサイトではあるが、一応東京電力のホームページも貼っておこう。
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

  計画停電の予定はころころ変わって当たり前!
  電力会社の奴らだって必死に対策考えてんだ。
  責めるな。
  停電スケジュールや区域に関しては、小まめに情報収集するようにな。

  とにかく停電対策を整えつつ、今しばらくは節電に全力を尽くそう。
  俺たちの部屋が暗くなればなるほど、被災地を明るくしてやれる。
  お前ら、頼んだぞ!

拍手[76回]

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2011
March 13
 俺は悪魔。
  お前ら人間どもを堕落させたいので、そう簡単にくたばってもらっては困る。
  そこで、被災地でも実行可能そうな飲み水確保の方法をまとめてみた。

  尚、この記事はリンクフリーだ。
  この文章を丸々コピペして自分自身のブログ記事や日記として紹介しても構わねえ。
  URLの貼り付けも、筆者である俺に断る必要はねえ。
  自由に貼ってやってくれ。
  この知識をどんどん拡散させていくがいい。

  PCからなら、このサイト「アウトドアに役立つ200のサバイバル術」を見たほうが断然に早え。
  情報量もこっちのほうが全然豊富だ。
  今俺が書いているこの記事は携帯電話からも読めるよう、上記のサイトにある知識をまとめたものだから内容が重複する。
  了承しやがれ。

  以下、簡易的な目次だ。

第一章「まずは水分を得ろ。飲み水にするのはそれからだ」

1・朝露の集め方
2・雨水の集め方
3・草木から水を得るには
4・簡易的な井戸

第二章「濁った水でも、ろ過したり蒸留したら飲めるようになる」

5・濁った水をろ過せよ
6・太陽熱を使って水を蒸留しろ
7・雪を飲み水にするには火を使え
8・雪を飲み水にする方法は太陽を利用してもいい
9・海水を飲料水にするには

  それではさっそく紹介していこう。

第一章「まずは水分を得ろ。飲み水にするのはそれからだ」

1・朝露の集め方

  ひざ下に綺麗な布を巻きつけろ。
  できれば両足がいい。
  その状態で朝露に濡れた草むらを歩き回れば、布に水分が染み込む。
  容器の上で布を絞るんだな。
  1時間で1リットルぐらいは溜まるぞ。

2・雨水の集め方

  いつ雨が降ってもいいように、次の準備をしておくんだな。
  まず、防水布やレジャーシートを斜めに貼り、石などの重りを載せろ。
  シートがくぼんで、水の通り道ができる。
  水が落下する位置に容器を置けば完璧だ。

3・草木から水を得るには

  青々とした草をビニール袋に入れ、日光が当たる位置に置いておくけ。
  草から蒸発した水分が袋の底に溜まるぞ。

4・簡易的な井戸

  濁った川や池のそばに穴を掘るだけで水が溜まる。
  被災地の場合、川は危険だから池のほうがいい。
  最初は濁った水が出てくるが、時間が経つと澄んでくるからしばし待て。
  穴の中の水位は川や池の水位と同じ高さまで上昇してくるぞ。

第二章「濁った水でも、ろ過したり蒸留したら飲めるようになる」

  水が澄んでいるのであれば火にかけ、10分ほど沸騰させれば飲めるようになる。
  湯気が勿体無いから蓋をすることを忘れねえようにな。
  その他の方法は以下を参照するがいい。

5・濁った水をろ過せよ

  ペットボトルの底を切り取り、逆さに。
  つまりキャップが下になるようにし、吊るせ。
  そのペットボトルの中に、小石、焚き火の燃え残りの木炭、砂か小砂利、丸めたバンダナの順番で入れろ。
  ペットボトル内では小石が1番下、バンダナが一番上になっていればOKだ。
  キャップには小さな穴を開けてペットボトルに装着するがいい。
あとは濁った水を上から注ぎ込むだけだ。
  吊るされたペットボトル下には水を受け止めるための容器を置き忘れないようにな。
  溜まった水を10分ほど煮沸させれば飲み水完成だ!

6・太陽熱を使って水を蒸留しろ

  天気がいい日は、地面に直径0.5~1メートルの穴を掘り、その穴の中央に容器を置け。
  容器の周りには海水、青草、濡れた衣類などを入れる。
  なんだったら尿だって構わねえ。
  穴にビニールシートをかぶせたら、中央を凹ませるために石を置く。
  穴の中では日光で水分が蒸発させられ、その水分がシートの内側に付着する。
  水分はやがて水滴となり、シートの内側を伝わって中央に集まり、セットしてある容器へと落ち、溜まってゆくぞ!

7・雪を飲み水にするには火を使え

  雪を飲料水に変えるには、鍋などに雪を入れ、10分ほど沸騰させるだけでいい。
  上のほうでも言ったが、蓋を忘れるなよ。
  湯気が出ていっちまう。

8・雪を飲み水にする方法は太陽を利用してもいい

  火がないのであれば、太陽光で雪を溶かしてもいい。
  まずは板やダンボールの上に黒いビニールシートを敷け。
  その上に雪を載せ、溶けるのを待つというわけだ。
  雪の中に小石を入れると溶けやすくなるぞ。
  雪解け水を容器に移す際は、下のダンボール、もしくは板をV字に折り曲げるといい。

9・海水を飲料水にするには

  大きな鍋と中華鍋があるのなら、上で紹介した「6・太陽熱を使って水を蒸留しろ」より早く水が手に入る。
  形式も6と似てるしな。
  中華鍋が無かったら、代わりにアルミホイルや他の容器でも構わねえ。
  ボウルみたいな形をした金属で、大鍋の蓋になるサイズだったらOKなわけだ。

  まず、大鍋の中央にマグカップなど、耐熱性のある容器を置く。
  容器の中に海水が入らないよう注意して、鍋に海水を注ぎ込め。
  一方、中華鍋にも海水を入れておく。
  大鍋を焚き火にかけたら、その中華鍋を蓋代わりにするわけだ。
  沸いた海水から立ち上る湯気が中華鍋の底に付着し、冷やされて容器へと落ちる。

  さて。
  俺からは以上だ。
  水は大事だから、覚えておくがいい。

  それと、冒頭でも述べたがこの文章、または記事URLはどこに貼り付けても構わねえからな!
  この知識をなるべく多く拡散してくれ。
  頼んだぞ人間ども。

  最後に、被災地に居る人間ども!
  お前ら、負けんじゃねえぞ!

拍手[49回]

2011
March 11
 横浜在中の俺は無事だぜ!

  今から書くことはコピーして、どこかに貼り付けて構わねえ。
  この記事のURLをどっかに貼っつけてもいいからな!

  地震区域にいる奴らへ。

  浴槽には水を貼っておけ。

  ヘルメットが無ければ厚手の帽子を被れ。

  室内で眠るなら、靴下を履いたままで、枕元に靴を置いておけ。
  いざというとき、割れたガラスを踏んでも大丈夫なようにな。

  車は路肩に寄せて停まれ。
  車を置いて避難するならキーは差しっ放しで行け。
  邪魔になった場合どかせやすいぞ!

  海沿いの奴は大至急、高台へ!
  津波が視界に入ってからでは手遅れだ。

  自然の前では臆病でいろ。

  余震は24時間続くと思え。

  扉や窓の鍵開けとけ。

  生理用ナプキンは止血に使える。

  回線が込み合っちまうから電話は極力するな。
  スカイプは回線無事みてえだから、電話ではなく、なるべくスカイプを利用したほうがいい。

  171は災害用伝言ダイヤルだ。
  留守番電話みてえな感じで、30秒のメッセージを預かってくれる。
  非常時にのみ稼動するサービスだ。
  こいつを利用することで、回線に過剰な負荷をかけずに遠方の家族などとの安否確認をすることができる。
  メッセージを登録するには、171に発信して、1を押し、かけたい電話番号を市外局番から入力し、留守電を吹き込め。
  メッセージの確認や再生は、171に発信し、2を押して、聞きたい奴の電話番号を市外局番から全てプッシュすれば聞くことができる。
  留守電メッセージは48時間以上経つと自動的に消去されるから要注意だ。

  一応、無料公衆電話のかけ方も紹介しておく。
http://t.co/9724vsD

  火事に繋がるから明かりにロウソクは使うな。
  万が一火事になると、消防車の数が足りなくなっちまう。

  無理に帰宅しようとしないで安全な場所に居ろ。

  ケータイの機種にもよるが、0か、もしくは#を長押しすると防犯ブザーが鳴る。
  閉じ込められて声が出せないときは利用しろ。
  また、防犯ブザーの機能があるかどうか確認しておけ。

  夜間、特に女の人は1人で出歩くな。
  地震という状況を利用した犯罪に気をつけろ。
「風呂を貸す」「トイレを貸す」などと言って女性を騙し、乱暴するなんてゲスな犯罪が過去発生している。
  1人になるな!

  こういったサイトも利用するといい。

  災害伝言ダイヤル。
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/

  NTT東日本災害用伝言ダイヤル(171)
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html
  NTT東日本災害用ブロードバンド伝言板(web171)
https://www.web171.jp/

  全国非難場所一覧。
http://bit.ly/eVdXpd

  au災害用伝言掲示板。
http://bit.ly/euuWSb

  ウィルコム。
http://bit.ly/ehTZkT

  docomo災害用伝言掲示板。
http://bit.ly/etnjvX

  Google Person Finder: 2011 日本地震 (人探し)
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja

  そして、隣の奴を助けろ。
  体の不自由な奴、ご老人なんかが近所に居るなら様子を見に行ってやれ。
  小さな子供やその母親、妊婦さんなんかも大変なはずだ。
  何かしら手を貸しに行け。

  避難する奴はガスは元栓を締め、ブレーカーを落としてから行け。
  電気やガスが復帰したときに火事になるケースが多かったそうだ。
  土地や家の権利書があるなら持って行け。
  どさくさに紛れて盗まれる事件も過去にあった。
  もちろん現金も忘れるな。
  できればラジオもな。

  移動時はクッションで頭部を保護すると便利だ。
  避難先で枕にもなるから、楽な姿勢になって少しでも疲れを取れ。

  車での避難は渋滞の元だ。
  急ぐなら自転車のほうがいい。

  サランラップは皿に巻いて使えば洗い物する水を節約できるし、包帯の代わりになるからな。

  大きめのゴミ袋も何かと使える。
  飲料水を受け取る容器にもなるし、簡易トイレとしても使える。
  服の中に入れれば防寒対策にもなるぞ。

  ただし、少しでも危ないようだったら荷物は全て捨てる覚悟をしておけ。
  命のほうが大事だ。

  被災者への支援についてはこのサイトを参照しろ。
http://d.hatena.ne.jp/k_ma_calon/20110311/1299837162

  千羽鶴や寄せ書きより、現金送ってやれ。

こんな募金サイトもある。

  Yahoo!基金
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
(要yahoo japan ID)

  GRPUPON(→日本赤十字社)
http://www.groupon.jp/cid/7995

  nifty
http://donation.nifty.com/tokusetsu/service/tokusetsu1/
(要nifty ID)

  自己満足で構わん。
  偽善でいいから募金に協力してくれ。

  最後に、俺の友達でなくても関係ねえ!
  くたばるんじゃねえぞ!

拍手[534回]

2011
February 19
 どちらが主なんだか解ったもんじゃねえ。
  俺の部屋で悪友が漫画を読んでいる。
  ジンと酒を飲んだ翌日のことだ。

  2人分の夕食を支度し、部屋に戻ってくるとジンは当たり前のような自然な口調で謎の言葉を口にする。

「なあ、めさ。ここってアレあるっけ?」

  アレって?

「食べ物探すやつ」

  食べ物を、なんだって?

「食べ物を探すやつだよ。アレなんて言ったっけなあ。ざっくりした説明で悪いんだけど」

  確かに大雑把すぎて通じない。

  食べ物を探すやつ。
  何かのセンサーだろうか。

  L字の棒が2本セットになっていて、食料に向けるとけたたましくブザーがビービー鳴るような見たことのない機械を、つい想像してしまう。
  その変なセンサーは冷蔵庫に向かって「ココデス。食料ハココニアリマス」などととっくにご存知な情報をわざわざ大音量で教えてくれる。

「肉バッカデスガ、確カニ食ベラレマス。野菜ガ少ナイケド、デモ間違イナク食料デス。私ガ見ツケマシタ」
「うるせえ!」

  そんな妙ちくりんな機械などうちにはない。
  その旨を告げると、ジンは違う違うと首を横に振った。

「そういう物理的な物じゃなくて、なんていうの? 主人公が食いしん坊のやつ」

  漫画かよ!
  最初からそう言えよ!
  トリコだろ!?
  全巻あるよ!
  ほら読め。

  こうしてジンはお目当ての漫画を読みながら、うちでご飯を食べて帰りました。

拍手[33回]

2011
February 19
 ここ最近アップしている自作動画のせいで、俺が悪魔であるというイメージがすっかり定着しちまったからな。
  日記の文体が今までのように人間っぽかったらキャラが不安定になっちまう。
  したがって、これからは正体を現し、悪魔ぶって日記などを書いていってやろうと思う。
い  や「悪魔ぶって」じゃなくて、俺は完全に悪魔なのであって、今まで人間に化けてただけだがな!

  さて。
  最近は何かと忙しくて文章を書けなかった。
  今回は久々の日記なので、思い出せる限り、書きたくても綴ることができなかった出来事を片っ端から紹介していってやろうと思う。
  これらを読んだことを、地獄の底でたっぷりと後悔するんだな!

  それでは、いくぞ。

  年末のある日。
  フロアレディのHちゃんが結婚のため、職場のスナックを辞めることになった。
  Hちゃんは律儀にも、従業員1人1人にプレゼントと手書きの手紙を用意していてくれた。
  俺の分もあった。
  仕事が終わり、家で手紙を開く。
  そこには丁寧に書かれたHちゃんの字で、こうあった。

「出逢った頃はめささんのことが苦手でしたが、今も少し苦手です」

  最後の最後でそれかよォー!

  枕を濡らせてふて寝した。

  大晦日。
  カウントダウンは行きつけのバーで、と思って飲みに出る。
  やがて集まってくる顔馴染みの面々。
  しばらくすると、悪友と後輩も姿を現す。
  俺の弟と妹も一緒にいた。
  長男以上に酒癖が悪かったり飲み方を知らない2人だ。
  同席している悪友と後輩も、酔うとしこたまウザい。

  絡まれてたまるか。

  咄嗟に顔を伏せ、気づかれないよう気配を絶った。
  瞬時に空気と同化する。

  今俺がここにいることを、これで誰もが気づかないはずだ!
  完璧!

  そう確信した、その時。

「あー! めさちゃーん!」

  妹は既に仕上がっていた。

「あーにき~!」

  弟も結構なお手前だ。

  なんで俺の存在に気づくんだお前たち。
  エスパーか?

  カウントダウンを終え、そそくさと上着を着こむ。
  妹が目ざとく俺を呼び止めた。

「どこ行くの!? めさちゃん!」

  うっさい。
  俺はもう帰る。
  帰りたいのだ。

「帰るの!? ダメ! 取り合えずこれ飲んで!」

  要らん。
  そんな火が点くような酒を飲んでいるから、お前たちには酒席の思い出がなくなるのだ。

「ね~! 帰っちゃダメ~! なんで帰るの~!?」

  あーもう!
  解った解った!
  帰らない帰らない!

「帰ろうとしてるじゃん!」

  これは帰ろうとしてるんじゃなくって、ちょっと外の様子を見に行くだけだ。

「なんで~?」

  これから行かなきゃいけない場所があるんだよ。

「どこ~?」

  俺ン家。

「ダメじゃん!」

  ダメなのは泥酔してるお前らだよ!
  うちの次男を見ろ!
  もう既に喋れない状態になってんじゃねえか!

  新年早々、疲れ果てた。

  それから2ヶ月後。
  Hちゃんの結婚式に参加する。
  なのだが、式場がどこにあるのかわかんない。

  13時丁度ぐらいになって、俺はツイッターにてこのようにつぶやいていた。

「迷子なう! なんなん。ここどこなん。ちなみに式は13時からです」

  仲間が電話で案内してくれなかったら、一生たどり着けなかったに違いない。

  エレベーターを降りると、目の前はもう式場だ。
  到着した瞬間、俺の目に飛び込んできたのは、新郎新婦の後姿。
  入場曲が流れている。

「新郎新婦の入場です! 皆さん、盛大な拍手で迎えてあげてください」

  そんなアナウンスも聞こえた。

  俺まで一緒に入ってしまうところだった。

  ちなみにビデオカメラにはしっかりと、新郎新婦の背後でおどおどしている俺が映っていました。

  そして、昨日。
  職場のスナックは大盛り上がりだ。
  訪ねてくれたブログの読者様とそのご友人は感じのいい好青年で、堕落させ甲斐がありそうだ。
  高校時代の同級生も飲みに来たし、悪友のジンも立ち寄ってくれた。
  以前ちょくちょく日記に登場していた女友達のM子は遠方に住んでいたのだが再び引っ越し、こっちに戻ってきたらしい。
  相変わらずの酔っ払い具合だ。
  M子の友達に逢うのも久しぶりで、彼女は小学生の娘を連れていた。

  女の子が俺を指差す。

「このめさって人、生意気ー!」

  9歳の人に言われるとは思わなかった。
  しかし、いくら俺が悪魔とはいえ、相手は子供だ。
  ここは大人として余裕を見せつけるべきであろう。

「はいはいはいはい、生意気ですよーっと、ざまを見よ。あーそうですよ? 生意気ですよ? へいへーい! ばーかばーか! お前なんか全ての骨が折れろ」

  完璧な対応だ。

  飲みに来てくれた読者様はというと、常連客やフロアレディから何かと話しかけられている。

「めさのファンなの? こんな奴のどこがいいの?」
「夢が壊れるから逢わなきゃいいのに」
「めさならもう死んだよ。惜しい人を亡くした」

  月並みなツッコミだが、普通に酷いとしか言えぬ。
  そういったことは俺がいないところで言ってほしいものだ。
  お前らが悪魔でどうする。

  朝方になると皆帰り支度をし、ジンも店を後にする。
  俺は悪友を追って店の外に出た。

「おうジン、もしかして真っ直ぐ帰る?」
「なわけねえだろ? お前ン家で飲もうぜ」
「オッケー! じゃあ悪いんだけどさ、俺まだ店の片付けあるから、氷だけ買って先にうち行っててくんない? 金あとで払うから」
「おいおい、水臭えこと言うなよ。そんぐれえ俺が出してやるって。俺とお前のな、か、だ、ろ?」
「よ、よせよ。誰かに聞かれちまったらどうすんだ」
「いいから愛してるって言ってみ?」
「あのさ、ジン。なんで俺たち今、誰も見てないのに漫才みたいなことやってんの?」
「見られたら見られてたで取り返しがつかねえけどな」
「全くだ」

  あと、実に気持ちが悪い。
  と、付け足しておいた。

  さて。
  日が開けて、今日。
  ってゆうか、この日記を綴っている今。
  ジンはまだぐーすか寝てる。
  こんなに長文書いてるのに、その間に起きようともしてない。
  乳飲み子だってここまで寝ないぞ。

  しょうがないので、この記事をアップしたらこっそりスーパーに買い物に行き、夕食の準備でもしようと思う。
  ハンバーグにしようか。

  じゃなかった。
  俺は悪魔なんだった。

  ふはははは!
  ミンチを火あぶりにしてやる!
  これでも喰らえー!
  ふはははは!

  じゃあちっとスーパー行ってくる。

拍手[37回]

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プロフィール
HN:
めさ
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/01/11
職業:
悪魔
趣味:
アウトドア、料理、格闘技、文章作成、旅行。
自己紹介:
 画像は、自室の天井に設置されたコタツだ。
 友人よ。
 なんで人の留守中に忍び込んで、コタツの熱くなる部分だけを天井に設置して帰るの?

 俺様は悪魔だ。
 ニコニコ動画などに色んな動画を上げてるぜ。

 基本的に、日記のコメントやメールのお返事はできぬ。
 ざまを見よ!
 本当にごめんなさい。
 それでもいいのならコチラをクリックするとメールが送れるぜい。

 当ブログはリンクフリーだ。
 必要なものがあったら遠慮なく気軽に、どこにでも貼ってやって人類を堕落させるといい。
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