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夢見町の史

Let’s どんまい!

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2024
November 25
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2007
September 25
 し終わった後は、どこか、けだるい感じがしていた。
 気持ちとしては、体の倦怠感とは裏腹に「とうとうやっちゃった。大人の階段、登っちゃった」などと高揚している。

 初体験は、18歳の頃だった。
 相手は年上の、優しい雰囲気のお姉さんだ。

 場所はというと、当時にしてはちょっぴり珍しいかもしれない。
 通常ならベットの上で行なうのだろうが、俺は車の中で、した。

 子供には決してできない行為。
 初めてだった俺に対し、お姉さんが何かとリードしてくれる。

「横になって?」
「は、はい」

 心の中で、「優しくしてください」とテレパシーを送った。

「もしかして、初めて?」

 あまりに俺が切ない表情になっていたからだろう。
 お姉さんに見抜かれてしまった。

「はい、実は初めてで…。ちょっと緊張してるみたいです…」

 横になりつつ、不安げに応える。

 正直、怖い気持ちもあった。
 でも、愛がなければ出来ない行為だ。
 そして、1人で行なえることでもない。

 頑張るぞう。
 大人になるぞう。

 お姉さん、経験豊富と思われる貴女のテクニックで、あんまり痛くしないでください。

「最初はこれで…」

 見ると、お姉さんは見たこともない器具を手にしている。

 それを、どうするつもり…?
 ひゃ…。
 い、たい…。
 お姉さん、それは、入れるところが違うんじゃ…?

 若かったのだろう。
 俺は挿入と同時に、出してしまっていた。
 何をかって?
 体液だ体液。
 俺の液だっつうの。
 訊くな。

「じゃあ、いよいよ本番ね」

 と、お姉さん。

 どうやら、今までのは本番じゃなかったらしい。
 初めてだったから知らなかった。

 ああッ!
 もっと太いの持ってるう! 
 まさか、ソレも俺に使うんですかッ!?
 そんな太いの入れられたら俺、壊れちゃう!

 んッ!
 …ああ、入ってしまった…。

 だんだん大人になってゆく俺。

 入れられちゃった瞬間は確かに傷みを感じていたけれど、すぐにそれは気にならなくなった。
 ただ、あんなに太いのを入れられるとは思っていなかったので、その点では本当に面喰らった。
 恐怖だ、あれは。
 俺の体に、太いアレがガッツリ入ってる。

 声が漏れそうになる。
 でも、聞かれたら恥ずかしくって、意識して黙った。
 目を閉じていたかった。
 けど、好奇心が勝って、ずっと結合部分を眺めていた。

 俺の体内からは、あの液体がドクドクと勢いよく出てゆく。
 俺は源泉かっつうの。

 うつろな目のまま、自分の体液に触ってみる。
 当然ながら、それは暖かかった。
 人肌の温度。
 いっぱい、出しちゃった。

 初めてだったからだろう。
 シーツに少し、血が付いてしまっていた。

「お疲れ様」

 お姉さんが手渡してくれたジュースが美味かった。
 初めての相手が、この人でよかったなあ。
 うっとりと、そんなことを思った。

 あれから13年。
 今となっては何度も経験を重ねているから、すっかり慣れっこである。
 基本的に受け身だ。
 何人もの女性に手数をかけさせ、出させていただいた。

 気持ちいいことだったぜ?
 って感じの、終った後の一服がたまらない。

 そんな感じ。

 未経験者の方は、恐れることなく、是非チャレンジしていただきたいと思う。
 痛いのは最初だけだから、大丈夫。
 終ったあとも、気分がよろしい。

 以上、初めて献血をした時の様子でした。
 大人になりました。

拍手[6回]

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あとがき
 前回の記事で、このエピソードを思い出したので、リメイクです。
 旧サイトでアップしたお話。
 いかがでしたでしょうか?

 ちなみにこの初体験のあと、空手のコーチとして母校に出向き、やらなきゃいいのに組み手をやって、顔面蒼白になりました。
 400cc抜いたあとに格闘技をやってはいけません。
 皆さん、気をつけてね。
めさ: URL 2007.09/25(Tue) 23:40 Edit
無題
懐かしいッスね!!旧サイトで初めてこれを見たとき最後まで見れなかったんですよ(笑)後から見てまさかのオチに一人で笑いました。
今回のはさらにドキドキ感がUP↑↑ですね。オチがわかっていながらも思わず赤面してしまいました(//∀//)
では、長々と失礼しました!!
モリ太: 2007.09/26(Wed) 01:33 Edit
無題
うわっ!懐かしい!

旧夢見町の読み物ですね!?


めささんのおちょめちょめが綴られているのかと思いきや、献血とは…!


一本取られたのを思い出します。
たまご: URL 2007.09/26(Wed) 02:53 Edit
無題
うっすら読んだことがあったから、自分には不思議な力が備わっているのかと思いました(笑)
旧サイトの記事でしたか~(・ω・)ソウダソウダ
雪城: URL 2007.09/26(Wed) 07:30 Edit
無題
懐かしい!この文の作り方?好きっす
けと: 2007.09/26(Wed) 11:10 Edit
多謝&ハッピーバースデイ♪
 皆さん、覚えていてくださったんですね。
 ありがとうございます。

 時間があれば、旧サイトの読み物で特に内容が濃いやつを推敲し、こっちにアップし直したいんですよね。
 でも大忙しなので、忘れた頃にちょっとずつリメイクしていくことになりそうです。
 気長にお待ちくださいませ。
 懐かしい気持ちになっていただけたら幸いです。

 さて。
 ではここで、恒例の誕生日祝いですよ。

9/26 みいこさん、誕生日おめでとうございます!

 みいこさんの素晴らしいバースデイ、真心込めてお祝い申し上げます。
 誕生日おめでとうございます!

 めさでした。

 次回の記事は、いよいよ未成年者専用「お酒は飲みませんオフ会」の告知です。
 気軽に遊びにいらしてくださいね。
めさ: URL 2007.09/27(Thu) 00:16 Edit
うきゃぁ~
覚えていて下さったんてすね~(T_T)感激
興奮して鼻血ヒデブーですよ♪
このままでは献血に行けません(;´д⊂)
みいこ: 2007.09/27(Thu) 01:18 Edit
無題
懐かしい(笑)


あの頃は献血出来ない年だったけど今はもう献血出来る年に。


一度やってみたいんですがなかなか機会が…
ペムカ: URL 2007.09/27(Thu) 11:08 Edit
キャー!
えっち!えっち!
めささんの、えっちーーー!!!
妖怪大好きっ子: 2007.09/27(Thu) 23:15 Edit
懐かしい~☆
あたしも前のときはおピンクな感じかと思って騙されましたッ(ノ_<。)

あたしは献血でお姉さんの方が初めてのようで…手厳しくされたこともありました…
でも愛のある行為ですよね☆+。゚
たぼ: 2007.09/28(Fri) 01:59 Edit
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プロフィール
HN:
めさ
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/01/11
職業:
悪魔
趣味:
アウトドア、料理、格闘技、文章作成、旅行。
自己紹介:
 画像は、自室の天井に設置されたコタツだ。
 友人よ。
 なんで人の留守中に忍び込んで、コタツの熱くなる部分だけを天井に設置して帰るの?

 俺様は悪魔だ。
 ニコニコ動画などに色んな動画を上げてるぜ。

 基本的に、日記のコメントやメールのお返事はできぬ。
 ざまを見よ!
 本当にごめんなさい。
 それでもいいのならコチラをクリックするとメールが送れるぜい。

 当ブログはリンクフリーだ。
 必要なものがあったら遠慮なく気軽に、どこにでも貼ってやって人類を堕落させるといい。
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