夢見町の史
Let’s どんまい!
February 02
名前からして勝てる気がしない。
彼の名は悪魔王子。
俺は敬愛の意を込め、兄貴と呼んでいる。
以前1度だけ酒の席にご一緒させていただいたことがあるのだが、彼は雰囲気からして「猛者ですが何か?」といわんばかりのオーラをバリバリ出しておいでだった。
経営者としても生物としても、カースト制度だったら間違いなく上のほうにいる人だ。
兄貴は気さくにも「めさ、敬語だと堅苦しいからタメ口でいきましょうよ」と進言してくれる。
俺が即答で「絶対に無理です」と返したのは言うまでもない。
俺に何かしらの相談事が出来ると、兄貴は親身になって話を聞いてくれるし、普段からメールもくれる。
先日は、画像のみのメールを送ってくれた。
ケータイには「これでもか!」とばかりにオレンジ色が輝くイクラ丼が表示されている。
安直な表現だが、めちゃめちゃ美味そうだ。
テーブルの感じからして、どうやら兄貴はどこかの高級店で食事をしていらっしゃるらしい。
本文に何も書かれていないところも芸が細かくて、正直イラッとくる。
俺は対抗すべく、夕食として用意してあったカップラーメンの画像を送りつけておいた。
「これでも喰らえ! ふはははは!」
やたら勝ち誇ってそのような念を込めていたが、実際にこれを喰らうのは俺である。
次に届いたメールには、やはり本文が何も書かれていない。
さっきのイクラ丼は兄貴の胃袋に綺麗に収まったのだろう。
ケータイには、食後のスイーツが映し出されていた。
デザインの懲りようからして、シェフの優秀さが窺える。
間違いなくコンビニではお目にかかれない一品だ。
見た目よりも味を知りたいところである。
俺は再び携帯電話のカメラを起動させる。
「食事のあとに優雅なデザートを喰うのはあんただけじゃねえんだぜ!?」
おやつとして用意してあったポテトチップスを撮り、返信してやった。
ケータイを閉じると、自室で1人、タバコに火を点ける。
若干の空しさと後悔を覚えた。
水道水の画像をオマケしておけば完璧だったのに…。
インフルエンザも流行っているようですし、皆さんも体調管理には気を配ってくださいね。
では今回も、例によって誕生日をお祝いさせていただきます。
まとめて一括という形にいつもなってしまって、すみません。
でも心を込めてお祝いさせていただきますね。
1/25 キャシーさん、誕生日おめでとうございます!
1/25 やなぴ~さん、誕生日おめでとうございます!
1/25 えびねさん、誕生日おめでとうございます!
1/25 蜂さん、誕生日おめでとうございます!
1/25 相良さん、誕生日おめでとうございます!
1/26 みちゅさん、誕生日おめでとうございます!
1/26 きいこさん、誕生日おめでとうございます!
1/27 優美さん、誕生日おめでとうございます!
1/29 殿さん、誕生日おめでとうございます!
1/29 御剱さん、誕生日おめでとうございます!
1/29 ボクボブホクホクホフさん、誕生日おめでとうございます!
1/30 ユリカさん、誕生日おめでとうございます!
1/30 魔王さんの旦那様、誕生日おめでとうございます!
2/1 にぃさん、誕生日おめでとうございます!
2/2 悪人さん、誕生日おめでとう!
2/2 モモさん、誕生日おめでとうございます!
新しい1年も、皆さんにとって前進できるような素敵な年になりますように。
お誕生日、本当におめでとうございます!
横浜より心を込めて。
めさでした。